「新型プリウスのグレードによって安全装備はどう変わるの?」
「50系と比較して60系プリウスの安全装備はどう変わった?」
そんな疑問にお答えします。
新型プリウスにはトヨタ初の安全機能が盛り込まれるなど、最新の機能ばかりです。
一方で、グレード別にどの安全装備を利用可能か分かりにくい状況です。
私が乗る50系プリウスとの比較も含め、各グレードでどんな安全装備が利用できるかまとめました。
新型プリウスを検討されている方や、トヨタ車の最新安全装備を知りたい方は必見です!
1/16追記
KINTOで新型プリウスグレードUを契約しました!
一番の決め手は金額。その他7つの理由を記事にしました。
- 25年間で40万キロ以上走った著者が経験をもとに解説していきます
- 国産メーカー4社のクルマ7台を乗り換えてきた経験
- 納車3ヶ月で15万の自損事故を起こす、親友が購入2週間のクルマを廃車、など身近なクルマトラブル経験多数
- KINTOで50系プリウス契約中(3年目)
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目次
新型プリウス安全装備をグレード別&50系と比較
新型プリウスをの安全装備は大きく6つに分かれます。
それぞれ詳しく解説していきますね。
プリクラッシュセーフティ機能を比較:7種類
プリクラッシュセーフティ機能とは、走行中の万が一の事故を未然に防ぐ、衝突の衝撃を軽減する機能です。
新型プリウス60系では、7種類設定されています。
プリクラッシュセーフティは新型プリウスの全グレードで標準となっています。
2020年モデルの50系プリウスでは、標準は1機能だけでしたので、大幅な進化を遂げていますね。
プロアクティブ・ドライビング・アシスト(PDA)の比較:4種類
次にプロアクティブ・ドライビング・アシスト(略してPDA)の比較をしてみましょう。
PDAは、安全運転をさりげなくサポートしてくれる安全機能です。
機能としては4種類あります。
PDA詳細機能 | 機能詳細 (動画リンク) | 60系プリウス グレードZ | 60系プリウス グレードG | 60系プリウス グレードU (KINTO) | 50系プリウス 20年モデル |
---|---|---|---|---|---|
歩行者・自転車・停まっている車に対する操舵減速支援 | 標準 | 標準 | 標準 | なし | |
先行車・カーブに対する減速支援 | 標準 | 標準 | 標準 | なし | |
右左折時の減速支援 | 標準 | 標準 | 標準 | なし | |
車線内走行時の操舵支援 | 標準 | 標準 | 標準 | なし |
新型プリウス全グレードでPDAは標準装備です。
わたしはbZ4Xをレンタル試乗し、自動で減速するPDA機能を体験したことがあります。
自分が理想とする運転の多くをクルマが勝手におこなってくれる、そんな不思議な感覚でした。
この機能は50系プリウス非搭載なので進化の速さを感じます。
事故防止・標識見逃し防止機能の比較:4種類
次に事故防止・標識見逃し防止機能を見ていきましょう。
機能 | 機能詳細 (動画リンク) | 60系プリウス グレードZ | 60系プリウス グレードG | 60系プリウス グレードU (KINTO) | 50系プリウス 2020年モデル |
---|---|---|---|---|---|
緊急時操舵支援 ※アクティブ操舵機能付 | 標準 | なし | オプション | なし | |
フロントクロストラフィックアラート | 標準 | なし | オプション | なし | |
ロードサインアシスト | 標準 | 標準 | 標準 | 標準 | |
赤信号の告知機能 | 標準 | 標準 | 標準 | なし |
上記の4機能です。
緊急時操舵支援機能は、「プリクラッシュセーフティ」にも含まれていました。
こちらの機能は「アクティブ操舵機能」が搭載されており、運転手の操作が全くなくても自動でステアリングと速度調整の操作をしてくれる機能です。
フロントクロストラフィックアラートは、交差点で出会い頭にぶつからないためのアラート機能です。
この2機能はグレードGには設定がなく、オプション追加もできません。
グレードU(KINTO)では、オプションの「セーフティパッケージⅠ」「セーフティパッケージⅢ」に付属しています。
赤信号の告知機能は、赤信号になっていても交差点に進もうとした場合に、点滅表示やブザーで注意を促す機能です。
うっかりを防止してくれる安心機能は新型プリウス全グレード標準搭載です。
ついていくをサポートする機能を比較:8種類
次に紹介する「ついていく」をサポートする機能は、ほぼ自動運転を可能とする機能です。
かなり運転が楽になる機能なので、高速道路などでは積極的に使いたいものです。
レーンチェンジアシスト以外は、新型プリウス60系すべてのグレードで標準搭載です。
レーンチェンジアシストは、高速道路走行をLTAで半自動運転をおこなっている際、車線変更することをサポートする機能です。
方向指示器を入れるだけで、他車の走行状況を確認しながら勝手にレーンチェンジしてくれる便利機能です。
もちろん目視は必要ですが、ほぼほぼ自動運転に近い状況になります。
Gグレードは設定がないのが残念なところです。
カーブ速度抑制機能は標準搭載となっていますが、2020年頃はレクサス車とクラウンしか対応していなかった便利機能です。
新型プリウスで全グレード標準装備となるとは、進化の速さに圧倒されてしまいます。
後方からの危険お知らせ機能の比較:6種類
さらなる安全機能として、後方からの危険お知らせ機能があります。
機能としては6種類になります。
6機能中3機能がトヨタ初となる後方からの危険お知らせ機能です。
停止中に後方から猛スピードで接近してくるクルマに対しハザード点滅で危険を知らせる「後方車両への接近警報」は素晴らしいです。
首都高で渋滞にはまった場合など、ブレーキ停止前にハザードを点けるのがマナーとなっています。
一方で、停止動作とハザードボタンを押す動作を同時に行うと、結構あせるときがあるんですよね、、
後方車両が突っ込んできたら自動でハザード点滅をしてくれる機能は、追突されるのを予防する素晴らしい機能です。
グレードU(KINTO)ではオプションとなっていますが、セーフティパッケージⅠ、Ⅱ、Ⅲすべてに含まれているので、必ずどれかを選択しておきたいところです。
ちなみに50系プリウスにはブラインドスポットモニター以外は選択できなかったので、圧倒的に進化している領域ですね。
駐車・発進時のサポート機能の比較:8種類
最後に駐車・発進時のサポート機能を見ていきましょう。
全部で8機能になります。
パノラミックビューモニターは、車庫入れ時に圧倒的な安心感をもてる機能です。
50系プリウスに搭載してますが、もうパノラミックビューモニターなしのクルマは運転したくないほどの機能です。
グレードU(KINTO)を選ぶ際には、ぜひパノラミックビューモニターを選択したいところですね。
セーフティパッケージⅡとセーフティパッケージⅢに含まれています。
自動車庫入れしてくれる「アドバンストパーク」はZグレードのみの設定です。
bZ4Xで試した機能で楽に駐車できますが、プリウスは車格が大きくないので不要かもしれません。
新型プリウス安全装備をグレード別&50系で比較のまとめ
新型プリウス60系の安全装備をグレード別&50系と比較してきました。
最後にまとめます。
新型プリウス60系の安全機能は、先代の50系と比べると飛躍的に増えています。
一部の安全機能はグレードによって、オプションでも選べないものもありますのでご注意ください。
あなた自身が大切にしている安全機能を軸にした新型プリウス選びも「あり」だと思います!
1/16追記
KINTOでプリウスグレードUを契約しました!
一番の決め手は金額でしたが、それ以外にも7つの理由でプリウスをKINTOで契約しています
大変参考になりました。私も当初はKINTO ONEで購入する事には、幾らメンテナンス費、任意の車両保険、税金、消耗品がコミコミでも「割高」なイメージで、あともう一声って感じでしたが、60プリウスから導入されたKINTO unlimitedに関しては、更にソフトウェアのアップデートやメーカーオプションの後付け可能、ハードウェアの進化も付いて、ONEよりも月の支払いも10%ほど下がるらしく、プリウス uグレード上級内装に安全装置をモリモリに盛っても5年間でボーナス5.5万、月4.4万円(総額287万円くらい)は安過ぎます。
これは、もし同じ内容で通常で買えたら…330万円くらいの内容です。
eburicoさん
コメントありがとうございます!
お役にたてたようで嬉しいです!
KINTO Unlimitedの60プリウスは本当にお得だと感じます。
安全機能のソフトウエアのアップデートが無償というのも驚きですね。
わたしはまもなく納車予定なので、KINTO Unlimitedアプリの使い勝手などの記事もアップしていきます!