「ガソリン価格が高すぎて家計がピンチ… いい方法はない?」
「少しでも燃費アップするにはどうすればいいの?」
そんな疑問にお答えします。
レギュラーガソリン価格は1リットルあたり180円前後の高値が続いています。
ガソリン価格は下がる見込みが少ない状況のため、家計を助けるには燃費の良い車に乗りかえるか、燃費アップする走りをマスターしたいところです。
なかなか燃費の良い車にすぐ乗り換えることは難しいので、今回は燃費アップする走り方を効率的にマスターする方法をお伝えします。
本記事の内容と同じ動画をYoutubeにアップしています。
記事を読むよりも動画を見る方が分かりやすい部分がありますので、是非ご覧ください。
燃費アップする走り方が必要な理由
ガソリン価格は上がり続けているけど理由はあるの?
原油価格が上がっていることと、為替レートの影響が大きいです。
原油価格は1バレルあたり60ドルを超えると原油高とされていますが、現在は80ドル前後で推移しています。
さらに1ドルあたり145円前後と円安が続いているため、ダブルショックでガソリン価格が上がり続けている状況です。
補助金があったはずじゃないの?
2022年はじめに開始されたガソリン補助金は2023年9月末までに終了予定です。
市民の声の高まりを受けた影響なのか、2023年の年末までガソリン補助金は延長されました
6月から終了まで段階的に補助金を少なくなったため、ガソリン価格が上がっています。
10月以降にレギュラーガソリン1リットルあたり200円を超えるのではないかと言われています。
そもそもガソリン価格っていくらくらいだったの?
経済産業省が公開している統計データを元にグラフを作ってみました。
公開されている過去30年分のレギュラーガソリン価格データになります。
1990年から2005年ころまでは100円から130円の間で価格は安定しています。
2008年には急速な原油高でガソリン価格が183.6円まで上がっています。
当時の原油価格は1バレル140ドルを超えましたが、そのあとに急落したためガソリン価格も安くなりました。
その後のレギュラーガソリン価格は120円から150円前後を推移してきました。
コロナ禍で下がったガソリン価格は経済の回復などに伴い上昇していき今に至っています。
ガソリン価格が変わると負担はどのくらいになるの?
レギュラーガソリン1リットルで20キロ走れる車で月1000キロ走った場合の金額を計算してみました。
約30年間の平均レギュラーガソリン価格は128.86円の場合は月額6443円です。
直近10年間だけの平均価格は147.86円で、その場合は月額7393円です。
8月の平均レギュラーガソリン価格の181.97円だと9098円となります。
さらに1リットルあたり200円となったら、ちょうど10000円必要です。
月6500円で済んでいたのに1万円かかるのはかなり大きいわね。
具体的にかかる費用を考えると馬鹿になりません。
一方で平均燃費がリッターあたり23キロで走れれば8696円、25キロになれば8000円の負担で済みます。
新型プリウスであれば乗り方次第でリッター25キロも夢ではありません。
ガソリン価格をコントロールすることはできないから、少しでも燃費を良くする方法を試したいところです。
つぎは新型プリウスで燃費アップする走り方を解説します。
新型プリウスで燃費アップする走り方
新型プリウスならではの燃費アップ方法があるの?
新型プリウスで利用できる、エコジャッジ、エコアクセルガイド、KINTOアンリミテッドアプリの3つを活用します。
まずはエコジャッジについて解説します。
エコジャッジはマルチインフォメーションディスプレイで表示することができる機能です。
エコ運転できているかどうかリアルタイムで確認することができる表示モードになります。
表示されるのは知ってたけど活用の仕方が分からないわ。
エコジャッジを活用すれば、エコ運転のトライアンドエラー回数を減らすことができます。
さらに知らず知らずのうちに適切なエコ運転を身につけることができます。
まるでエコ運転コーチのようね。
そのとおりで、エコジャッジは隣でエコ運転をチェックしてくれるコーチのような存在です。
次にエコアクセルガイドを解説します。
エコアクセルガイドはエコジャッジの上に表示されています。
エコアクセルガイドはエコ運転に適したアクセル操作を示してくれます。
エコジャッジで表示される上2つの指標にかかわるアクセル操作をアドバイスしてくれる表示になります。
バーが動くのは知っていたけど、具体的にどういったアドバイスなの?
下に表示される白いバーがアクセル操作の目安バーです。
停止状態から発進すると白いバーが長く表示されているのが分かるでしょう。
これはアクセルをある程度踏んだほうがいいという合図です。
スピードが上がり切るまではアクセルを緩めずに一定量で踏み続けたほうがエコ運転になる、というアドバイスです。
エコ運転ってゆっくり発進したほうがいいんじゃないの?
結構間違われやすいことだが、ある程度アクセルを踏んで加速したほうがエコ運転になります。
ただ停止状態から時速20キロあたりまではアクセルを踏みすぎないように注意しましょう。
だいたい5秒くらいで時速20キロになるくらいの感覚で加速する。
その後はエコアクセルガイドの白いバー上限を参考にアクセルを踏むのが効率的です。
制限速度付近や車の流れに乗る速度でアクセルを緩め固定します。
一定速度まで加速したあとはできるだけアクセルを急に踏まないような操作を心がけたいです。
エコジャッジの真ん中に表示される安定走行の評価に関わってきます。
エコジャッジとエコアクセルガイドでエコ運転を心がけたあとは一連の運転をチェックします。
それはKINTOアンリミテッドアプリのコネクティッドドライブトレーナーで確認できます。
運転を終了しパワースイッチを切ったあとしばらくすると、ドライブ履歴がアップされています。
下のほうに表示されるエコ詳細カテゴリの表示をチェックしましょう。
ふんわり発進となめらか加速はエコジャッジの一番上の評価と連動します。
停車時からの加速時に最初は丁寧に20キロ程度まで加速し、その後はエコアクセルガイドの白いバー上限を目指し加速します。
うまくいっていればAやS評価になっているはずです。
アクセル一定走行はエコジャッジの真ん中に表示される評価と連動します。
急なアクセル操作をしないことを意識していると評価が高まるでしょう。
アプリにも書いているように、目線を遠くにおき前方の状況に合わせ無駄な加速を控えることがコツです。
4つ目の回生ブレーキはエコジャッジの一番下の評価と連動します。
早めのブレーキを意識すると回生ブレーキで電力を多く改修し、バッテリー充電量が増えます。
短時間の急ブレーキよりも早めのブレーキのほうが回生ブレーキとしては正解です。
エコアクセルガイドをチェックしながらアクセル操作を行い、エコジャッジの評価をもとに試行錯誤します。
運転終了後にKINTOアンリミテッドアプリで振り返りをおこないます。
この積み重ねで燃費アップする走り方が身につくでしょう。
たしかに燃費はアップしそうだけど問題点はないの?
あまりにエコ運転を意識しすぎても危険なことはあります。
次は燃費アップ走行をマスターするときの注意点を解説します。
燃費アップ走行の注意点
燃費アップ走行マスター時に注意することはあるの?
独りよがりにならず周囲に気を使うこと、脇見運転にならないようにすること、いくらエコ運しても燃費が悪くなる場合があると知ることの3点です。
それぞれ解説します。
当たり前ですが、車を運転する際に周囲に気を使うことは大切です。
たとえば橋などを登るときにエコアクセルガイドを超えない範囲で走行するとスピードがかなり遅くなります。
後ろにクルマがいない場合だったら、エコアクセルガイドに従って走ってもいいかもしれません。
ただ前後に車がいる場合に前の車から大きく遅れるような走り方をしたら後ろの車には迷惑な車と感じられるでしょう。
できるだけ後ろの車を意識しながら燃費アップ走行を試してほしいです。
たしかに極端な走り方だと周りが迷惑しそうね。
次にエコアクセルガイドやエコジャッジを見すぎて脇見運転にならないように気をつけてほしいです。
新型プリウスのメーターは運転しながら視線をあまり動かさずに見ることができます。
それでもエコアクセルガイドなどは表示が小さいので見続けてしまう可能性があります。
厳密には脇見運転ではないですが、表示を注視しすぎてしまい運転がおろそかにならないよう注意しましょう。
最後にどれだけ燃費アップするエコ運転をマスターしても燃費が悪くなるケースはあるということです。
具体的には短距離の走行を繰り返すような場合です。
走行距離が1キロから3キロくらいまでは新型プリウスでも燃費が15キロくらいになることがあります。
352個の走行データを分析し燃費分析した記事もアップしているから参考にしてください。
人や荷物を多く載せたときやヒーターを使ったときなんかも燃費が悪くなりそうね
そのとおりで、どれだけエコ運転しても燃費が悪くなるケースは出てきます。
KINTOアンリミテッドアプリは自動で走行データを記録して分析してくれるから、いろいろ検証してみてください。
まとめ
今回は燃費アップする走り方を効率的に身につける方法をお伝えしました。
今後も新型プリウスとKINTO関連情報を中心に、ちょっと役に立つ記事をアップしていきます。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。