今回は、新型プリウスUグレードを購入する前に、気になっていたポイントについて、納車後のレビューをお伝えします。
新型プリウスは前評判で「スポーティーな味付けになった」と言われることが多く、家族を乗せて走ることが多いから、硬い乗り心地になっていないか心配でした。
新型プリウスUグレードを購入前に問題ないか気になっていた5つのポイントはこちらです。
- 乗り心地は悪くないか?
- フロントガラスが寝てるので視界が悪くならないか?
- ブレーキが不自然ではないか?
- フロントモニターは見えるのか?
- エンジンが1.8Lではパワーが足りないのではないか?
上記5ポイントについて、納車後レビューと共に解説します。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
新型プリウス購入前に不安だった5ポイント
本記事の内容と同じ動画をアップしています。
記事を読むよりも動画のほうが分かりやすいシーンもありますので、是非ご覧ください。
新型プリウスの乗り心地は悪くないか?
我が家は、5人家族でクルマに乗ることが多く、全員乗車すると300キロほどになります。
先代プリウスは5人乗車しても乗り心地がよかったので、新型プリウスは乗り心地が硬くなりすぎないか、そんな心配をしていました。
結論としては、新型プリウス ユーグレードの乗り心地は良かったです!
決して柔らかくはないけれど、適度な硬さのため、段差でハネられる感じも少なく、5人乗車しても安定しています。
カーブでクルマが傾くことも少なく、揺らされる感じもないので、後部座席に大人3人で座っても気持ち悪くはなりません。
先代プリウスでは、長距離を5人全員乗車で乗っていると、後部座席の3人が腰や背中が痛くなるため、1時間に1回くらいの休憩が必須でした。
新型プリウスのユーグレードでは、2時間連続で乗っていても、後部座席の3人に腰や背中の痛みはありませんでした。
先代プリウスの15インチから、新型プリウスは17インチにタイヤサイズがアップしているため、長時間の移動は大変かな?と思っていたので、意外な結果となりました。
ただ、新型プリウスは納車されてからニ週間程度なので、状態がよいだけかもしれません。
今後も、定期的に乗り心地に変化があるかどうかチェックし、記事をアップしていきます。
新型プリウスのフロントガラス、寝すぎて視界が悪くならない?
新型プリウスのフロントガラスは、まるでスポーツカーと間違えるほど寝ています。
よく比較されるのが、ランボルギーニのアヴェンタドールというスポーツカーです。
新型プリウスの画像で、2台を比較してみましょう。
たしかに、フロントガラス部分だけを比較すると、ほぼ同じ角度ですね。
これだけフロントガラスが寝ていると、前方が見えにくくなり、運転しにくいのでは? と考えていました。
実際には、まったくの杞憂でした。
視界が見にくいと感じたことは一回もなく、逆に視野自体は先代プリウスより広いと感じています。
新型プリウスのフロントガラスが寝ていることで、視認性が悪くなることを懸念しているなら、安心してください。
よく見えます
新型プリウスのブレーキは不自然ではないか?
新型プリウスに求めていたもの、それは「完全に停止する際のブレーキショックがなくなること」です。
わたしは、先々代のプリウス30系から10年以上、プリウスに乗っています。
先々代、先代プリウスともに、ブレーキタッチは、いまいち良くありませんでした。
特に、完全停止するとき、かっくんと、止まるときに反動が生まれてしまうことが不満でした。
街乗りで、信号ストップが多い場合など、いくら気をつけていても、かっくん、となってしまい、同乗者が、気持ち悪いと訴えるほどの状況でした。
かっくん、となってしまうブレーキは、ハイブリッド車ならではの問題です。
ブレーキをかける際に生じるエネルギーを電気エネルギーに変換する、回生ブレーキ、という仕組みを使っているためです。
どのハイブリッドカーでも、同じような問題はありますが、完全ストップする前にブレーキを軽く抜くことで、ある程度回避できます。
一方、先代プリウスまでは、いくらブレーキ操作に気をつけても、かっくんブレーキとなってしまいました。
新型プリウスでは、かっくんブレーキが、ほぼありません
素晴らしいことに、意識せずに普通のブレーキをかけると、ほぼ自然に止まってくれます。
20年以上前に、ガソリン車のトヨタレビンに乗っていたときの、自然なブレーキ感覚に近いです。
わたしのように、ハイブリッドカーのブレーキに不満があるなら、新型プリウスに一度試乗されることをおすすめします。
新型プリウスのフロントモニターは見えるのか?
新型プリウスのフロントモニター(メーター)は、独特の形状と特殊な位置なので、視認性はどうかな? と、少し不安でした。
レビュー記事や動画などで、ハンドルが重なってしまいメーターが見えにくい、というコメントがあったからです。
私の場合ですが、ハンドル位置とシートポジションをいつもの位置に調整するだけで、問題なくメーターを見れました。
実際、わたしが通常のシートポジションと、ステアリングポジションにした場合の視認性をご覧ください。
いかがでしょうか?
モニター画面のした部分は少しハンドルに隠れていますが、情報が表示される部分は完全に見えます。
わたしは、173センチで中肉中背です。
女性や背が低いかたの場合、低いシートポジションのままだと、ハンドルに隠れてしまう可能性があります。
そのときは、シートポジションをうえに上げることで、モニターは見えるようになるでしょう。
シートポジションはかなり上げることができますが、運転手がころころ変わる場合、手動だと倒かもしれません。
新型プリウスのZグレードの場合、電動シートなのと、2名までシートポジションをメモリーしてくれます。
背格好が大きく違う人が、ころころ運転を変わることが多いなら、Zグレードは楽ができると思います。
ドライバーがほぼ固定の場合、Uグレードでも全く問題ありません。
新型プリウスUグレードは、エンジンが1.8Lではパワーが足りないのではないか?
最後に、1.8リッターのエンジンで満足できるか、不安だった点についてお伝えします。
新型プリウスはスポーティーな見た目なので走りもこだわりたい、という気持ちがありました。
特に、新型プリウスが発表された直後にアップとなった、クルマ評論家のレビューで不安になりました。
パワーやレスポンスがいいと、2リッターエンジンをベタぼめされていたからです。
新型プリウスが納車されてすぐ、不安感から高速ドライブと山道ドライブで、パワー不足がないか確認しました。
結論として、1.8リッターエンジンでまったく問題ないと分かりました。
高速道路では、本線合流時の加速は十分なものでした。
大人5人乗車で上り道を加速する場合も、ストレスなく一瞬で加速されます。
※速すぎてびびりました^^;
エンジンだけでなく、モーターアシストが適切に入るので、ダッシュができるのだと思います
また、山道ドライブでは、レスポンスよくエンジンが回り、普通のガソリン車で走っている感じでした。
下り道でも、運転アシスト機能であるPDA、プロアクティブドライビングアシストが効果的に効き、とても楽に運転できました。
1.8リッターエンジンのUグレードでも、パワー不足はまったく感じません。
サーキットで0.1秒でもタイムを縮めたい、という場合でなければ、1.8リッターモデルでまったく問題ないでしょう。
新型プリウスUグレードを検討しているなら、安心して選んでください。
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まとめ
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
新型プリウスUグレードを契約前に、問題ないか気になっていた、5つの点はこちらです。
- 乗り心地は悪くないか?
- フロントガラスが寝てるので視界が悪くならないか?
- ブレーキが不自然ではないか?
- フロントモニターは見えるのか?
- エンジンが1.8Lではパワーが足りないのではないか?
それぞれの懸念点は、新型プリウスUグレードでまったく問題ありませんでした。
一方で、少し気になる点も、いくつか出てきています。
たとえば、運転席のドアから走行中にビビリ音のような、振動音が聞こえてくることです。
おそらく個体差だとは思うのですが、運転席のドアを開け締めするときも、少しおさまりがわるい感じがあります。
神経質なだけかもしれませんが、1ヶ月点検時にディーラーに確認しようと思います。
ほかにも、いくつか気になる点がありますので、別記事を作成します。
今後も新型プリウスの情報を中心に記事をアップしますので、ぜひブックマーク登録をお願いします。
最後まで、ありがとうございました。
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