新型プリウスに対してネガティブなYouTubeのサムネイルを見てしまいました。
圧倒的改悪でクレーム殺到、という衝撃的なタイトルです。
新型プリウスに乗り始め3ヶ月になりますが、クレーム殺到するようなことは全く思い浮かびません。
実際に動画を見ると、サムネ詐欺のような内容で新型プリウスを逆に褒めるような内容でした。
一安心しつつも、新型プリウスを3ヶ月乗ってみて少し気になるところも出てきているのも本当のところです。
今回は、納車から3ヶ月経って出てきた新型プリウスへの不満点をお伝えします。
本記事の内容と同じ動画をYoutubeにアップしています。
記事を読むよりも動画を見る方が分かりやすい部分がありますので、是非ご覧ください。
新型プリウスの不満:外装
新型プリウスの気になるところってなんなの?
新型プリウスが納車されてちょうど3ヶ月になり、乗っていると感じるちょっとした不満は出てきました。
一目惚れした見た目から説明します。
手に入れて3ヶ月経っても、いつまでも眺めていられるフォルムです。
満足感はとても高く、お披露目された際はいまいちだと思っていたリアの造形も、一番好きな場所になってきました
特に夜に光る一文字のテールライトは高級車のような感覚です。
新型プリウスUグレードのホイールカバーも慣れてきてかっこよく感じています。
しかもホイールカバーを外したアルミホイールも造形が凝っていて、外して走りたいほどです。
黒ボディーは汚れが気になりやすいですが、キーパーコーティングをしたから手入れが格段に楽になりました。
まとまった雨が降れば汚れは勝手に落ちてくれます。
洗車機を使う場合でも水洗い洗車でじゅうぶんキレイになりました。
ほとんどの水滴が流れ落ちるから拭き上げも楽です。
一方で見た目というかトランクを閉めるときにちょっと気になることがあります。
それは普通に閉めるとものすごい勢いで閉まってトランクが閉まることです。
まわりにいる人がびっくりするぐらい勢いよく閉まります。
どうしてそんなことになるの?
バックドアがかなり軽いからです。
おそらく燃費向上のため軽量化しているためです。
軽いもののバックドアを閉めるときのとっては高い位置にあり、そこから普通に閉めると勢いがかなりつきます。
新型プリウスオーナーの中には、バックドアのプラスチック部品が壊れてしまったオーナーもいるようです。
そのような事態を避けるためにはバックドア自体の重さで閉める方法がおすすめです。
上から下ろすときは完全に閉めず、最後にちょっと手を離すような閉め方がいいでしょう。
なるほど気をつけるわ。
次は内装を見ていきましょう。
新型プリウスの不満:内装
新型プリウスの内装は先代と大きく変わったわね
プリウスの代名詞だったセンターメーターが廃止されたのは大きいです。
メーターはトップマウントメーター化したことで賛否両論あります。
個人的にはトップマウントメーターは好みだから問題ありません。
問題だと感じるのは夏場は後ろの席の快適性が低いことです。
クーラーを付けても後ろの席には風が届きにくい構造になっているようです。
前の席よりも1.5度くらい後ろの席の温度が高くなってしまいます。
エアコンを強めると前の席では寒く感じてしまい、後ろの席に乗っている状態で夏場の長時間移動は厳しい感じです。
あまり騒がれていないけど、そんな課題があるのね。
同じように後ろの席に人が座るとバックミラーの視認性が悪くなります。
5人フル乗車だとほぼ見えません。
うちは5人フル乗車することが多いからデジタルインナーミラーで回避しました。
見える範囲も広くなり運転しやすくなるからデジタルインナーミラーはおすすめです。
内装ではないですがハンドル周りのボタンが多く、設定方法がわかりづらいのも不満ポイントです。
マニュアルをいくら見ても理解するのが難しいです。
特に安全機能は設定できる機能だけで19種類もあります。
せっかくの機能も理解した上で設定しないと宝の持ち腐れになります。
試行錯誤して得た知見を動画にしているので、よければ参考にしてください。
次は運転していての不満点を紹介します。
新型プリウスの不満:運転
新型プリウスの走行性能は絶賛されてるけど、実際はどうなの?
走りは間違いなくよく、プリウスとは思えないようなレベルです。
先代プリウスと比べると、圧倒的にコーナリングスピードの限界が高く安定しています。
プリウスに乗ってると思えないほどです。
おそらく新型プリウスから採用した大口径で幅が狭いタイヤの効果が高いのでしょう。
一方で特殊なタイヤサイズのためタイヤ市場に出回っていないことが心配です。
あまり流通していないタイヤサイズだと高くなってしまう可能性があるのと、好みのタイヤを選びにくいという点です。
価格ドットコムで該当するタイヤサイズを調査したところ、該当タイヤは5種類ありました。
最安のタイヤでも1本あたり16600円からと結構高いです。
先代プリウスの上級グレードのタイヤサイズでみると、価格ドットコムで166件のタイヤが該当しました。
値段は一本4900円からと選択肢が多く選び放題です。
これから増える可能性はないの?
新型プリウスの販売台数が伸びているから増えていくでしょう。
それでもほかのタイヤサイズに比べると選択肢が少ない状況は続きそうです。
キントなら消耗品であるタイヤも無料交換対象となります。
タイヤ交換費用が気になるなら検討してもよいでしょう。
ほかにも気になることはあるの?
リアワイパーがないことです。
先代プリウスまではリアワイパーがあったから後方視界が良かったですが、新型プリウスではデザンをよくするためかなくなりました。
見た目はとてもスマートでとてもいいですが、実用性を考えるとリアワイパーは残しておいて欲しかったですね。
ほかには前方視界がいまいちなところが気になります。
フロントガラスが極端に寝ているせいか、T字路など見通しの悪い交差点は怖いです。
通常視界だと不安だからパノラミックビューモニターを常に活用しています。
もしパノラミックビューモニターがついているなら、ぜひT字路などで利用して欲しいです。
以前の動画でパノラミックビューモニター活用方法を説明しているから参考にしてください。
ちなみにKINTO専用Uグレードの1.8リッターエンジンでもパワー不足は感じたことがありません。
せっかく良い走りだから2リッターエンジンのグレードがいいかと思ったわ
たしかに2リッターエンジンのGグレードの山道は最高に楽しかったですね。
ただ普通の山道で制限速度内で楽しむには、パワーを持て余してしまうかもしれません。
もしパワー不足が心配でGグレード以上を検討しているなら、ユーグレードでまったく問題ありません。
次は安全機能について見ていきましょう。
新型プリウスの不満:安全機能
新型プリウスの安全機能に不満なんてあるの?
新型プリウスの安全機能は全部で35種類もあり安心の先進機能です。
いっぽう、どういったシーンで安全機能が動作するのか分かりにくい部分があります。
安全機能は基本的にはオンになっているから、機能を理解していないと自分が操作していないのにブレーキがかかって怖い思いをするかもしれません。
ブレーキもかけていないのに勝手にスピードが急に下がり焦ったことがあります。
マニュアルを読み込んでもいまいち分かりにくいところが不満です。
安全機能のいくつかは自分で設定できるが、設定方法はかなり分かりにくいです。
設定する場所はトップマウントメーターの左側に表示されるマルチインフォメーションディスプレイになります。
この操作はハンドルについているスイッチからでしか操作できません。
分かっていて操作するならいいですが、適当にスイッチをいじっていたら安全機能がオフになっていた、なんてこともありそうで怖いです。
ナビ画面で操作できるのかと思っていたわ。
ナビ画面でも運転に関する設定画面があるから、てっきり安全機能も同様に設定できると思っていました。
ところが安全機能の設定はメーターの一部に小さく表示されるマルチインフォメーションディスプレイの設定となります。
マニュアルをよく読んでも設定方法が分かりにくいです。
どの安全機能が重要なのかもよく分かないから大きな不満になりました。
新型プリウスオーナーの多くが不満に思っていると思い動画をいくつか作成しています。
ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
なんで安全機能の設定が分かりにくいのかしら?
おそらく安全機能の進化が速いからでしょう。
想定したよりも機能追加が多いからうまく対応できない部分がありそうです。
ちなみにKINTO Unlimitedで提供される新型プリウスUグレードは安全機能もアップデートされる予定になっています。
まとめ
今回は新型プリウスを3ヶ月乗って不満が出てきたことについて紹介しました。
今後も新型プリウス関連情報を中心に、ちょっと役に立つ記事をアップしていきます。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。
リヤワイパーを使う人は、ほぼ居ないのと燃費向上の目的で、新型車はすべてリヤワイパー無くなるみたいですね
新型アルファードも、リアワイパーなくなりました。
あとレバー操作で、デジタルインナーミラーのカメラを、洗浄液でキレイにできるので、時代の流れかもですね
コメント&補足いただき、ありがとうございます!
たしかにリヤワイパーがないと燃費向上に効果ありですね!
今後の新型車すべてリヤワイパーがなくなるのは少しさみしいですが^^;