📅 【2026年8月22日時点】のレクサス公式諸元・価格、資源エネルギー庁のガソリン小売価格、損害保険料率算出機構の型式別料率クラス(2026年適用分)をもとに試算しています。2026年4月1日の税制改正により、「自動車税種別割」は「自動車税」に名称が戻り、「自動車税環境性能割」は2026年3月31日をもって廃止されました(毎年払う自動車税の税率そのものに変更はありません)。本記事は月次で更新されます。
レクサスNXの維持費は、年間およそ41万円(7年で約286万円)です。トヨタの同クラスSUVであるハリアーと同じ2.5Lエンジンを積んでいるにもかかわらず、NXは全グレードがハイオク指定という、維持費に直結する違いがあります。
一方で、レクサスには新車登録から3年間の点検・オイル交換が無料になる「レクサス ケアメンテナンスプログラム」と、5年10万kmの新車保証があります。つまりレクサスNXの維持費は「最初の3年」と「4年目以降」でまったく別物です。
この記事では、公式諸元・国の統計・保険料率の一次データだけを使って、レクサスNXの維持費を1項目ずつ積み上げます。あいまいな「相場感」ではなく、前提をすべて公開したうえでの試算です。
- レクサスNXの維持費を7年トータルでチェック(買い替えを考える区切り)
- レクサスNXのハイオク指定が年いくらの差になるのかを実価格で計算
- レクサスNXの任意保険が本当に高いのかを型式別料率クラスの実データで検証
レクサスNXの維持費は年間いくら?7年トータルの結論
まず結論です。レクサスNX350h(2WD・ベースグレード/型式 6AA-AAZH20)を年間1万km・7年間乗る前提で試算すると、次のようになります。
| 項目 | 年平均 | 7年合計 |
| 自動車税 | 43,500円 | 304,500円 |
| 自動車重量税 | 16,400円 | 114,800円 |
| 自賠責保険料 | 8,427円 | 58,990円 |
| ガソリン代(ハイオク) | 約91,700円 | 約642,100円 |
| 車検・メンテナンス・消耗品 | 111,429円 | 780,000円 |
| 任意保険(26歳・6等級スタート・無事故) | 137,654円 | 963,578円 |
| 合計 | 約409,000円 | 約2,864,000円 |
任意保険を除いた「クルマそのものにかかる費用」は年間約27万円(月約22,600円)。ここに任意保険が乗って年41万円、月あたり約34,000円という水準です。
- グレード:NX350h(2WD)/車両本体 5,500,000円/型式 6AA-AAZH20
- 車両重量 1,730kg(18インチタイヤ装着時)/総排気量 2.487L/タイヤ 235/60R18
- WLTCモード燃費 22.2km/L/使用燃料 無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)
- 年間走行距離 10,000km/保有期間 7年(車検3回:3年目・5年目・7年目)
- 重量税はエコカー減税を考慮しない通常税率で計算(当サイトの他の維持費記事と同じ基準)
出典:レクサス公式「主要諸元表」「価格表」(2026年8月22日取得)
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レクサスNXの年間維持費のうち、任意保険はご自身の見直しで下げられる数少ない項目です。同じ補償内容・同じ等級でも、保険会社によって保険料は大きく変わります。インズウェブの自動車保険一括見積もりなら、最短5分の入力で最大20社の見積もりをまとめて取り寄せ、保険料と補償内容を並べて比較できます。利用は無料です。
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レクサスNXの維持費の内訳|税金・自賠責・ハイオク代・メンテナンス
ここからは6項目を1つずつ根拠つきで見ていきます。
レクサスNXの自動車税は年43,500円
レクサスNXの総排気量は2.487L(NX350h・NX450h+とも)。自家用乗用車の自動車税は排気量で決まり、2.0L超2.5L以下は年43,500円です(2019年10月1日以降に初回新規登録した車の税率)。
ハリアーのハイブリッドも同じ2.487Lなので、自動車税はレクサスNXもハリアーも同額です。「レクサスだから自動車税が高い」ということはありません。
レクサスNXの自動車重量税は年16,400円
NX350h(2WD・18インチ)の車両重量は1,730kgで、1.5t超2.0t以下の区分に入ります。0.5tあたり年4,100円なので年16,400円、車検のたびにまとめて納めます。
| タイミング | 対象年数 | 重量税 |
| 新車登録時 | 3年分 | 49,200円 |
| 初回車検(3年目) | 2年分 | 32,800円 |
| 2回目車検(5年目) | 2年分 | 32,800円 |
| 7年合計 | 114,800円 | |
💡 この試算は重量税を「エコカー減税なし」で計算しています。NX350h・NX450h+はハイブリッド/プラグインハイブリッドなので、新車登録時にエコカー減税の対象になり、重量税が減免される可能性があります。適用の可否と減免額は登録時期の基準で変わるため、実際の金額はレクサス販売店の見積りでご確認ください。つまり本記事の試算は「安全側(高め)」に振ってあります。
レクサスNXの自賠責保険料は7年で58,990円
自賠責保険料は車種区分で決まり、レクサスNXも一般的な自家用乗用車と同じです。新車時に36か月分、以降は車検ごとに24か月分を納めます。
| タイミング | 契約期間 | 保険料 |
| 新車登録時 | 36か月 | 23,690円 |
| 初回車検(3年目) | 24か月 | 17,650円 |
| 2回目車検(5年目) | 24か月 | 17,650円 |
| 7年合計 | 58,990円(年平均8,427円) | |
📅 2026年11月1日から自賠責保険料が値上げされます(13年ぶりの改定)
金融庁の第153回自賠責保険審議会(2026年4月30日)で基準料率の改定が了承され、2026年11月1日以降に保険期間が始まる契約から全車種平均で6.2%引き上げられます。自家用乗用車・軽自動車(いずれも離島および沖縄県を除く地域)の改定額は次のとおりです。
| 契約期間 | 現行 | 2026年11月1日〜 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 自家用乗用車 12か月 | 11,500円 | 12,250円 | +750円 |
| 自家用乗用車 24か月(車検2年分) | 17,650円 | 18,560円 | +910円 |
| 自家用乗用車 36か月 | 23,690円 | 24,690円 | +1,000円 |
| 軽自動車(検査対象車) 24か月 | 17,540円 | 18,660円 | +1,120円 |
本記事の自賠責保険料は改定前の料率で計算しています。2026年11月1日以降に新規登録や車検を迎える場合は、上の差額分だけ負担が増えるとお考えください。なおKINTOは自賠責保険料も月額料金に含まれているため、車検のたびに自賠責保険料を別途支払う必要はありません。
出典:金融庁「自賠責保険基準料率改定の届出について」(第153回自賠責保険審議会 資料1・令和8年4月)/2026年8月9日確認
レクサスNXの燃料は全車ハイオク|ハリアーとの差額を実データで計算
ここがレクサスNXの維持費でいちばん見落とされているポイントです。
レクサスNXの主要諸元表を見ると、使用燃料は「無鉛プレミアムガソリン」=ハイオク。そしてNX350hに載っているエンジンはA25A-FXS——これはハリアーのハイブリッドとまったく同じ型式のエンジンです。ところがハリアーの諸元表の使用燃料は「無鉛レギュラーガソリン」。

同じエンジンなのに、レクサスに載るとハイオク指定になるのか…。それだけで年いくら違うんだろう?
資源エネルギー庁の給油所小売価格調査(2026年8月17日調査・8月19日公表)によると、全国平均はハイオク181.0円/L・レギュラー170.0円/L(消費税込み・現金価格)。差は11円/Lです。
| 前提 | 年間給油量 | レクサスNX (ハイオク181円) |
ハリアーHEV (レギュラー170円) |
差額 |
| カタログ燃費どおり (22.2km/L) |
約450L | 81,532円 | 76,577円 | +4,955円 |
| 実燃費をカタログの8割で想定 (17.8km/L) |
約563L | 101,914円 | 95,721円 | +6,194円 |
つまりハイオク指定による上乗せは年間およそ5,000〜6,200円、7年で約3.5〜4.3万円。「レクサスは維持費が跳ね上がる」というほどの額ではありませんが、ゼロでもありません。カタログ燃費どおりに走れることはまずないので、本記事の合計では中間値の年91,700円を採用しています。
⚠️ ハイオク指定車にレギュラーを入れるのは避けてください。ノッキングを抑えるために点火時期が制御され、出力低下や燃費悪化につながります。結果的に節約になりません。
レクサスNXのグレード別WLTC燃費(公式諸元)
| グレード | 駆動 | WLTC | 車両重量 |
| NX350h(ベース・18インチ) | 2WD | 22.2km/L | 1,730kg |
| NX350h “version L” / “F SPORT” | 2WD | 20.9km/L | 1,760〜1,770kg |
| NX350h(ベース) | AWD | 21.6km/L | 1,790kg |
| NX350h “version L” / “F SPORT” | AWD | 19.9km/L | 1,820〜1,830kg |
| NX350h “OVERTRAIL” | AWD | 20.1km/L | 1,810kg |
| NX450h+(PHEV) | AWD | 19.6km/L +EV走行87km |
2,010〜2,030kg |
| NX350(2.4Lターボ・販売終了) | AWD | 11.7km/L | 1,780〜1,790kg |
注目したいのはベースグレードがいちばん燃費が良いという点です。“version L”や“F SPORT”は20インチタイヤが標準となり、同じNX350hでもWLTCが1.3〜1.7km/L落ちます。維持費だけで選ぶならベースグレード+18インチが最も有利です。
そしてもうひとつ。2.4LターボのNX350は2026年8月時点で販売終了となっており、燃費11.7km/Lという数字はもう新車では選べません。中古のNX350を検討している方は、ハイオクで11.7km/L=年1万kmでガソリン代だけで約15.5万円(実燃費8割なら約19.3万円)になる点を織り込んでください。
レクサスNXの任意保険は高い?型式別料率クラスをハリアーと比較
「レクサスは任意保険が高い」——これは本当でしょうか。感覚ではなく、損害保険料率算出機構(GIROJ)が公表している型式別料率クラスで確かめました。
型式別料率クラスは、型式ごとの事故実績をもとに対人・対物・傷害・車両の4項目を1〜17で格付けしたもの。数字が大きいほど保険料が高くなります。仕組みの詳細は型式別料率クラスの解説記事をご覧ください。
レクサスNXの型式別料率クラス(2026年適用・全6型式)
| 型式 | 該当モデル | 対人 | 対物 | 傷害 | 車両 | 前年からの変化 |
| AAZH20 | NX350h(2WD) | 5 | 6 | 6 | 9 | 対人 7→5/対物 7→6 |
| AAZH25 | NX350h(AWD) | 7 | 6 | 6 | 9 | 対物 7→6/傷害 7→6/車両 10→9 |
| AAZH26 | NX450h+(PHEV) | 5 | 6 | 7 | 9 | 対人 6→5/対物 7→6 |
| TAZA25 | NX350(2.4Lターボ) | 5 | 5 | 7 | 8 | 対人 6→5/対物 6→5 |
| AAZA20 | NX250(2WD・販売終了) | 6 | 5 | 7 | 7 | 変化なし |
| AAZA25 | NX250(AWD・販売終了) | 7 | 6 | 7 | 9 | 車両 10→9 |
まず特筆すべきは、6型式のうち5型式で前年より料率クラスが下がっていることです。レクサスNXは2026年に保険料が下がる方向に評価が動いたクルマだといえます。
レクサスNXとハリアーの料率クラスを並べると
では「レクサスだから高い」のか。同クラスのトヨタ・ハリアーと並べてみます。
| 車種・型式 | 対人 | 対物 | 傷害 | 車両 |
| レクサスNX350h 2WD(AAZH20) | 5 | 6 | 6 | 9 |
| ハリアーHEV 2WD(AXUH80) | 7 | 6 | 6 | 9 |
| レクサスNX350h AWD(AAZH25) | 7 | 6 | 6 | 9 |
| ハリアーHEV AWD(AXUH85) | 6 | 6 | 3 | 10 |
| レクサスNX450h+(AAZH26) | 5 | 6 | 7 | 9 |
| ハリアーPHEV(AXUP85) | 7 | 6 | 9 | 11 |
結果は「レクサスNXの料率クラスはハリアーとほぼ同等、項目によってはNXのほうが低い」でした。とくにPHEV同士の比較では、NX450h+(5/6/7/9)がハリアーPHEV(7/6/9/11)を全項目で下回る——つまり料率クラス上はNXのほうが安い側にいます。

私も「レクサス=保険が高い」と思い込んでいました。実際に料率クラスを引いてみると、ハリアーとほとんど変わらない。高くなるとしたら料率クラスではなく車両保険の保険金額(=車両価格)のほうです。
📌 ただし料率クラス=保険料の金額ではありません。同機構は参考純率そのものを非開示としており、「この車種は年○万円」という公的データは存在しません。実際の保険料は車両保険の保険金額・年齢・等級・使い方・保険会社で大きく変わります。NXのように車両価格が550万〜772万円のクルマは、車両保険の保険金額が大きいぶん保険料が上がりやすい点に注意してください。
だからこそ、レクサスNXの保険料は「相場を調べる」より「自分の条件で複数社に見積もる」ほうが確実です。同じ補償・同じ等級でも会社によって金額は変わります。
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レクサスNXの維持費は最初の3年だけ別物|ケアメンテナンスプログラムと5年保証
レクサスNXの維持費を語るうえで、絶対に外せないのがこの2つです。
| 制度 | 期間 | 内容 |
| レクサス ケアメンテナンスプログラム | 新車登録日から3年間 | 1・6・12・18・24・30・36か月の点検と、オイル交換/ワイパーゴム交換/クリーンエアフィルター交換などの消耗部品交換が無料 |
| 新車保証 | 新車登録日から5年間・走行10万km以内 | タイヤ・バッテリー・消耗部品・油脂類を除くすべての部品の修理が無料。ボデー外板の穴あき錆も対象 |
これが効いてくるのが1〜3年目のメンテナンス費用がほぼゼロという点です。一般的な国産車では12か月点検+オイル交換で年2〜3万円かかりますが、レクサスNXの新車ならこれが不要。7年で見ると約8〜10万円ぶんの差になります。
逆にいえば、レクサスNXの維持費が本格的に立ち上がるのは4年目からです。本記事の試算でも、車検・メンテナンス費用780,000円のうち3年目までに発生するのは初回車検の整備費用80,000円だけで、残り70万円は4〜7年目に集中します。
レクサスNXの車検・メンテナンス費用の内訳(本記事の前提)
| 項目 | 回数 | 金額 |
| 1〜3年目の点検・オイル交換 | 7回 | 0円(ケアメンテナンスプログラム) |
| 初回車検(3年目)の検査・整備費用 | 1回 | 80,000円 |
| 4〜7年目の法定12か月点検 | 4回 | 120,000円 |
| 2回目・3回目の車検(5年目・7年目) | 2回 | 200,000円 |
| タイヤ交換(235/60R18・4本工賃込) | 2回 | 300,000円 |
| バッテリー・ワイパー・その他消耗品 | — | 80,000円 |
| 7年合計 | 780,000円(年平均111,429円) | |
この表でいちばんブレるのが車検の整備費用とタイヤ代です。とくに車検は、レクサス販売店・車検専門店・整備工場のどこで受けるかで数万円単位で変わります。
🔧 車検代は「店舗えらび」で変わります
同じ車検でも、ディーラー・車検専門店・整備工場のどこで受けるかで費用に差が出ます。EPARK車検は、お住まいの地域の車検店舗(全国約2,500店舗掲載)を料金・割引・口コミで比較して、そのままネット予約できるサービスです。見積・予約は無料なので、車検が近い方は相場のチェックだけでも損はありません。
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レクサスNXの維持費を押し上げる3つの落とし穴
ここまでの試算はベースグレード+18インチ前提でした。グレードと装備の選び方しだいで、レクサスNXの維持費は簡単に年数万円ずつ変わります。
落とし穴①:レクサスNXの20インチランフラットタイヤ
NX350hのベースグレードは235/60R18が標準ですが、“version L”と“F SPORT”、そしてNX450h+は235/50R20のランフラットタイヤが標準です。
ランフラットタイヤはパンクしても一定距離を走れる代わりに、同サイズの一般タイヤより高価で、対応できる店舗も限られます。さらに20インチは18インチより一般に高価です。タイヤ代だけで7年トータルの差は10万円以上になり得ます。
しかもレクサスの価格表では、“version L”/“F SPORT”で18インチタイヤを選ぶと110,000〜121,000円の減額(マイナスオプション)になります。維持費を抑えたいなら、購入時に18インチを選ぶだけで初期費用も将来のタイヤ代も下がるという構図です。
落とし穴②:レクサスNXのハイオク指定は7年で約4万円
前述のとおり年5,000〜6,200円。単年では小さく見えますが、7年で3.5〜4.3万円。同じエンジンを積むハリアーがレギュラー指定であることを考えると、「レクサスを選ぶ代金」の一部と割り切る必要があります。
落とし穴③:レクサスNXの車両保険の保険金額
料率クラスはハリアー並みでも、NXの車両本体価格は5,500,000〜7,725,000円。車両保険をフルカバーで付ければ、その保険金額に比例して保険料は上がります。「料率クラスが低い=保険料が安い」ではないのがレクサスNXの難しいところです。
事故を起こしたときに保険を使うべきか自腹で直すべきかは、車両保険の保険金額が大きいほど判断が難しくなります。当サイトの等級ダウン費用シミュレーターで、修理費と等級ダウンの損益分岐をあらかじめ把握しておくと安心です。
レクサスNXとハリアーの維持費を比較|同じエンジンでどこが違う
レクサスNXの比較対象として真っ先に挙がるのがトヨタ・ハリアーです。ハイブリッドはエンジン型式(A25A-FXS)も排気量(2.487L)も同じという、比較しがいのある関係にあります。
| 項目 | レクサスNX350h(2WD) | ハリアーHEV(2WD) |
| エンジン型式 | A25A-FXS | A25A-FXS(同一) |
| 総排気量 | 2.487L | 2.487L(同一) |
| 使用燃料 | 無鉛プレミアム(ハイオク) | 無鉛レギュラー |
| WLTC燃費 | 22.2km/L | 22.4km/L |
| 車両重量 | 1,730kg | 1,650〜1,690kg |
| 自動車税 | 43,500円/年 | 43,500円/年(同額) |
| 自動車重量税 | 16,400円/年 | 16,400円/年(同額) |
| 料率クラス(対人/対物/傷害/車両) | 5 / 6 / 6 / 9 | 7 / 6 / 6 / 9 |
| 新車保証 | 5年10万km(タイヤ・バッテリー・消耗部品・油脂類を除く全部品) | トヨタの新車保証制度による(詳細はトヨタ公式・販売店にご確認ください) |
| 最初の3年の点検・オイル交換 | 無料(レクサス ケアメンテナンスプログラム) | 標準では有料(メンテナンスパックは別途契約) |
整理すると、レクサスNXがハリアーより維持費で不利なのはハイオク指定(年5,000〜6,200円)と、20インチランフラットを選んだ場合のタイヤ代。逆に有利なのは最初の3年の点検・オイル交換が無料で、新車保証が5年10万kmあることです。
税金は完全に同額で、料率クラスもほぼ互角。「レクサスNXはハリアーより維持費が桁違いに高い」という通説は、少なくとも税金・保険料率のレベルでは成立しません。差がつくのは車両価格に紐づく部分(車両保険の保険金額、部品代、ディーラー工賃)です。
ハリアー側の維持費の内訳はハリアーの維持費は年間42〜44万円|保険を1歳刻みで比較で1歳刻みまで分解しています。
レクサスNXの維持費を下げる3つの方法
方法1:レクサスNXは18インチを選ぶ
グレード選択の段階で決まってしまう最大の変数です。18インチなら購入時に最大121,000円の減額、燃費はWLTCで1.3〜1.7km/L有利、タイヤ交換費用も安い。走りの質感を最優先しないなら、維持費の観点では18インチ一択です。
方法2:レクサスNXの車検は4年目以降に相見積もりを取る
1〜3年目はケアメンテナンスプログラムがあるので考える必要はありません。問題は4年目以降。新車保証(5年10万km)が切れる6年目以降はとくに、整備先の選択が効いてきます。
方法3:レクサスNXの任意保険を一括見積もりで比較する
本記事の試算では、任意保険が年137,654円と維持費全体の約34%を占めています。維持費の中で自分の意思だけで下げられる項目は、実質ここだけです。税金は動かせず、ハイオク代も走る限り必ずかかります。
とくにレクサスNXのように車両価格が高いクルマは、車両保険の設定しだいで保険料が大きく振れます。同じ補償内容・同じ等級でも保険会社によって金額は変わるので、複数社をまとめて比較するのが最短です。
レクサスNXはKINTOで契約できる?2026年8月時点の取扱状況
「維持費を月額に平準化したい」と考えたとき、トヨタのサブスクKINTOが候補に上がります。ただし2026年8月22日時点、KINTOでレクサスNXは契約できません。
KINTO公式が配信している車種データを実際に取得したところ、掲載されている車種はトヨタ47車種・SUBARU 13車種・レクサス1車種(LMのみ)でした。レクサスNXはラインアップに含まれていません。
🔴 KINTOのレクサスは「LM」1車種のみ(2026年8月22日実取得)
かつてKINTOではレクサスの複数車種を扱っていましたが、現在の公式ラインアップに残っているのはLM(ミニバン)だけです。NX・RX・ES・UX・RCはいずれも掲載がありません。「取扱停止」と「取扱終了」は別物で、KINTOは車種の取扱いを再開することがあります(2026年8月にはハリアー・シエンタが再開しています)。最新状況は必ずKINTO公式でご確認ください。
レクサスNXとKINTOの関係についてはKINTOでレクサスNXを契約するという選択肢で詳しく整理しています。KINTOで扱っている車種の全体像はKINTOの取扱車種一覧が毎日更新されています。
したがってレクサスNXを月額固定で持ちたい場合、選択肢はレクサス販売店のリース/残価設定ローン、または一般のカーリースになります。いずれの場合も「任意保険が月額に含まれるか」を必ず確認してください。KINTOは任意保険が月額料金に含まれる数少ないサービスです。一般のカーリースでは、任意保険を自分で契約するのが一般的です。
レクサスNXの車検・売却タイミングのまとめ|決断のひと押し
レクサスNXは3年(ケアメンテナンス終了)と5年(新車保証終了)という2つの区切りがはっきりしているクルマです。ここが売却判断のポイントになります。
| タイミング | 判断 | 注意点 |
| 3年目(初回車検前) | ケアメンテナンスプログラムが終わる区切り。残価も高く、維持費が上がる前に手放せる | 次の車選びを並行して進める |
| 5年目(新車保証終了前) | 保証が切れると故障リスクが自己負担になる。車検代と重量税をスキップして売る手も | 査定額をディーラー下取りだけで決めない |
| 7年目以降 | タイヤ・バッテリーなど大物の交換が重なる時期。維持費が跳ねる前が売り時 | 動かない場合は廃車買取も検討 |
ディーラー下取りの1社だけで決めず、必ず2社以上の査定を取って比較してください。数十万円単位で差が出ることは珍しくありません。
💰 レクサスNXを高く売る|2社以上の査定で比較が鉄則
動く車は電話なしSTREMA/動かない車は0円以上保証ハイシャル/売らず現金化ならクルマネー。
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レクサスNXの維持費についてよくある質問(FAQ)
Q. レクサスNXの年間維持費はいくらですか?
A. NX350h(2WD・ベースグレード)を年1万km走る前提で、年間およそ41万円(7年で約286万円)です。内訳は自動車税43,500円、自動車重量税16,400円、自賠責保険8,427円、ガソリン代(ハイオク)約91,700円、車検・メンテナンス代111,429円、任意保険137,654円(いずれも年平均)。駐車場代・高速道路代・ローン金利は含みません。
Q. レクサスNXの維持費は月々いくらですか?
A. 月あたり約34,000円です。任意保険を除いた「クルマそのものにかかる費用」だけなら月約22,600円。ただし1〜3年目はレクサス ケアメンテナンスプログラムで点検・オイル交換が無料なので、実際の負担は最初の3年が軽く、4年目以降に重くなります。駐車場を借りる場合はさらに上乗せです。
Q. レクサスNXはハイオクですか?レギュラーでも走れますか?
A. レクサスNXは全グレードが無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)指定です(公式主要諸元表)。レギュラーを入れるとノッキング抑制のため点火時期が制御され、出力低下や燃費悪化につながるため推奨されません。ハイオクとレギュラーの価格差は11円/L(2026年8月17日・全国平均)で、年1万kmなら年5,000〜6,200円、7年で約3.5〜4.3万円の差になります。
Q. レクサスNXの自動車税はいくらですか?
A. 年43,500円です。総排気量2.487Lで「2.0L超2.5L以下」の区分に入ります(2019年10月1日以降に初回新規登録した自家用乗用車の税率)。ハリアーのハイブリッドも同じ2.487Lなので、自動車税はハリアーとまったく同額です。
Q. レクサスNXの任意保険は本当に高いのですか?
A. 型式別料率クラスで見るかぎり、ハリアーとほぼ同等です。NX350h 2WD(AAZH20)は対人5・対物6・傷害6・車両9で、ハリアーHEV 2WD(AXUH80)の対人7・対物6・傷害6・車両9より対人が2ランク低い水準。NX450h+(5/6/7/9)はハリアーPHEV(7/6/9/11)を全項目で下回ります。ただし料率クラスは保険料の金額そのものではありません。NXは車両本体価格が550万〜772万円と高いため、車両保険の保険金額が大きくなり、その分だけ保険料は上がりやすくなります。
Q. レクサスNXの維持費はハリアーより高いですか?
A. 税金は完全に同額、保険料率もほぼ互角です。差がつくのは①ハイオク指定(年5,000〜6,200円)②20インチランフラットタイヤを選んだ場合のタイヤ代③車両価格に紐づく車両保険と部品代・工賃。一方でレクサスNXは最初の3年の点検・オイル交換が無料、新車保証が5年10万kmという有利な点があり、「桁違いに高い」というほどの差にはなりません。
Q. レクサスNXはKINTOで契約できますか?
A. 2026年8月22日時点では契約できません。KINTO公式の車種データを実取得したところ、掲載はトヨタ47車種・SUBARU 13車種・レクサス1車種(LM)で、NXは含まれていませんでした。ただしKINTOは車種の取扱いを再開することがあるため(2026年8月にはハリアー・シエンタが再開)、最新状況はKINTO公式でご確認ください。
Q. レクサスNX350(2.4Lターボ)はまだ買えますか?
A. 2026年8月時点でレクサス公式サイトに「販売終了」と明記されています。現在新車で選べるのはNX350h(ハイブリッド)とNX450h+(プラグインハイブリッド)のみです。中古でNX350を検討する場合、WLTC燃費11.7km/L・ハイオク指定のため、年1万kmでガソリン代だけで約15.5万円(実燃費をカタログの8割とすると約19.3万円)かかる点を織り込んでください。
レクサスNXの維持費について まとめ
レクサスNXの維持費を、公式諸元・国の統計・保険料率の一次データから積み上げてきました。最後にポイントを整理します。
- レクサスNXの維持費は年間約41万円・7年で約286万円(NX350h 2WD・年1万km・任意保険込み)
⇒任意保険を除くと年約27万円(月約22,600円) - レクサスNXの税金はハリアーと同額
⇒自動車税43,500円・重量税16,400円はどちらも同じ。「レクサスだから税金が高い」はない - レクサスNXの本当の上乗せはハイオク指定
⇒同じA25A-FXSエンジンなのにNXだけハイオク。年5,000〜6,200円、7年で約3.5〜4.3万円 - レクサスNXの保険料率クラスはハリアーとほぼ同等、PHEV同士ならNXのほうが低い
⇒ただし車両価格が高いぶん車両保険の保険金額は大きくなる - レクサスNXの維持費は最初の3年だけ別物
⇒ケアメンテナンスプログラムで点検・オイル交換が無料、新車保証は5年10万km - レクサスNXの維持費で自分が下げられるのは任意保険
⇒維持費全体の約34%を占め、比較しだいで動かせる唯一の大きな項目

数字を積み上げてみて意外だったのは、税金と保険料率がハリアーとほぼ同じだったことです。レクサスNXで維持費が上がるのは「レクサスだから」ではなく、ハイオク・20インチ・車両価格という具体的な3点。逆にいえば、18インチを選んで保険を比較するだけでかなり抑えられます。
維持費は「調べて終わり」にせず、下げられる項目から順に手をつけるのが結局いちばん効きます。まずは任意保険から見直してみてください。
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車両価格は頑張れば手が届く。でも「レクサスは維持費が怖い」ってよく聞くから、実際いくらかかるのかが分からなくて踏み切れない…