「bZ4Xを試乗した一般ユーザーの感想が聞きたい」
「試乗なしでbZ4Xを契約するのは怖い」
そんな声にお答えします。
現在、日本で唯一bZ4Xを公道試乗できる「湘南T-SITEでのKINTOxbZ4Xイベント」にて、bZ4Xを試乗してきました。
たった15分程度でしたが、試乗して分かったことは少なくないです。
bZ4Xは5月12日に販売開始となりますが、試乗する機会なしで申込みをする方が多いと思います。
貴重な機会をいただいたので、bZ4Xを公道試乗した一般ユーザー目線でのレビューをお伝えします!
※10/26追記 bZ4Xがリコール後の販売を再開したので参考記事を書きました。
⇒本日bZ4X申込み再開!契約者は今回の騒動をどう見ているか
10/26bZ4X申込み再開!
目次
bZ4Xを公道試乗して分かった5つのこと
bZ4Xを公道試乗するチャンスは、全国で唯一「湘南T-SITE」での試乗イベントのみ。
先着順の予約受付に成功し、bZ4Xを試乗してきました!
試乗の流れは大きく3つ。
わたしは試乗予約時間よりだいぶ早く到着したので、KINTO関係者さんと雑談しながら待ちました。
注意書きが書かれたA4裏表の紙をチェックし、誓約書にサイン。
時間になると、いよいよbZ4X試乗となりました。
公道を試乗してみて分かったことは具体的に5つ。
それぞれ詳しく説明しますね。
ハンドルが邪魔で前方インパネが見えない不安は解決できる
羽田空港のbZ4X展示会で不安になったことは「ハンドルが邪魔で前のインパネが見えにくい」こと。
bZ4Xは、飛行機の操縦桿のようなハンドルを装備することを想定し、作られています。
羽田空港で乗り込んだbZ4Xの運転席では、ハンドルを一番下に下げることでインパネを問題なく見ることはできました。
一方、背の低い方や女性の場合は対処できるのかな?と不安に。
bZ4Xの公道試乗では、奥さんも運転する機会をいただきました。
やはりインパネが見えない問題が発生。
ただ、同乗いただいたKINTO担当者さんから「シートの高さを調整し、高くできますよ」との提案が。
運転席の電動シート調整機能で実際にシートを高くしたところ、奥さんでも問題なくインパネが見えるようになりました。
bZ4Xを検討している方のなかには、この点が心配な方も多いかと思います。
シートの高さ調整とハンドルの位置調整で解決できたので安心できると思います。
ブレーキタッチが非常によくカックンがない
bZ4Xのブレーキタッチは非常に良いです!
人により感覚の違いはあると思いますが、25年で7種類のクルマに乗っている私にとっては過去で一番良いブレーキだと感じています。
具体的には、ブレーキフィーリングはしっかりしていてコントロールしやすいです。
今回の試乗コースは時速40キロ前後で公道を10分くらい回るものでしたが、十分にブレーキタッチの良さが伝わりました。
また、ブレーキを適当に踏むと停止直前に反動が出る「かっくんブレーキ」への対応も素晴らしいものでした。
bZ4Xは意識的に適当なブレーキをしても、ほとんど「かっくん」しません。
子どもたちがクルマに酔いやすいので、「かっくん」しないように停止前のブレーキを常に気にしています。
これがなかなか大変で、渋滞で発進と停止が繰り返されるシーンなどはとても疲れます。
bZ4Xなら、かっくんブレーキを微妙な調整で阻止するスキルが必要なさそうです。
試乗会後、自分のプリウスに乗って帰宅する際には、ブレーキフィールの違いがはっきりわかりました。
表現が難しいですが、プリウスのブレーキはふわふわしていて柔らかい。
言葉を選ばないでお伝えすると、「プリウスのブレーキはおもちゃみたい」に感じてしまいました。
それほど、bZ4Xのブレーキは素晴らしいものでした。
車両感覚がつかみやすく運転しやすい
bZ4XはSUVなので、セダンタイプのプリウスと比較するとアイポイントが高いです。
車幅と長さも10cmほど大きいので、運転する前は「大きいから運転しにくさを感じるかな?」と思っていました。
実際には、bZ4Xは大きさを感じることなくスムーズに運転できました。
個人的な感覚になってしまいますが、車両感覚をつかみやすいです。
bZ4Xの見切りがいいからなのか、「大きいクルマを運転している」という感覚はなく、すぐにリラックスした運転が可能に。
普段クルマを運転しない奥さんも、「運転が難しい感じはしなかった。特に大きいとも感じなかった」という感想でした。
ちなみに、私は新型ハリアーも試乗した経験があります。
そのときは、「大きいクルマだな。運転に慣れるまで時間がかかりそう」と不安に思いました。
それもありハリアーは契約しませんでしたが、bZ4Xはその不安が皆無。
大きさは同じくらいなのに、不思議です。
電気自動車であることが何か影響しているのか分かりません。
ただ、初めてSUVを運転する方にもbZ4Xはオススメできます。
bZ4Xを検討しているときに気になるのは、電気自動車をサブスクで契約するメリット・デメリットではないでしょうか?KINTO契約者のわたしが、メリット・デメリットをお伝えします。
bZ4X契約をお考えなら、ぜひご覧ください!
デジタルインナーミラー、パノラミックビューモニターが高精細でとても見やすい
私が乗っている50系プリウス(2020年式)もデジタルインナーミラーとパノラミックビューモニターがついています。
なので、bZ4Xのデジタルインナーミラーの画面の綺麗さには驚きました。
感覚としては「Youtube動画を普段は画質の粗い240Pで見ているときに、いきなりHD画質で
見たらきれいで驚いた」、そんな感じです 笑
普段から見慣れているデジタルインナーミラーなのに、レベルの差に驚きました。
最近のトヨタ車のデジタルインナーミラーは高精細になったのか、bZ4Xレベルのクルマが特別なのか分かりません。
また、パノラミックビューモニターの画質も驚くほど良いです。
普段、家から出る際に歩行者がよく通る歩道を横切るので、パノラミックビューモニターを活用しています。
ただ、画質が荒く人や自転車を見つけにくいことも。
bZ4Xのパノラミックビューモニターなら、はっきり歩行者や自転車を見れるので、安心して家から出れそうです。
段差や右左折時に揺れや突き上げ感はほとんど感じない
bZ4Xは非常にしっかりした乗り心地で、高級車に乗っている感じでした。
※bZ4Xの金額は十分高級車ですが^^;
試乗コースは街なかを何度も右左折しましたが、揺れはほとんど感じることはありません。
また、段差やギャップなどで突き上げられる感じもまったくありません。
我が家は街乗りが多く、スーパーの立体駐車場などでギャップを越えることが多いのですが、おそらく全く問題なさそうです。
我が家の子どもたちはクルマの揺れに弱く、すぐ気持ち悪くなってしまいます。
同乗した子供に後で確認したところ「クルマに慣れれば気持ち悪くなることはなさそう」とのこと。
プリウスも突き上げ感は少ないクルマだと感じてますが、bZ4Xは車格が1つか2つ上のクルマのように感じました。
ちなみにですが、日産のアリアも後日試乗する機会をいただきました。
人により感覚は違うと思いますが、アリアは突き上げ感が強く揺れも強く感じました。
子供も、「乗るなら前に乗ったクルマの方がいい」と言っていたので、bZ4Xの方が揺れや突き上げ感は少ないと思います。
bZ4Xの価格は頭金77万、月額料金88,220円~と発表されました。bZ4Xは高い?高すぎる?そんな声に応えた記事を書きました。
10/26bZ4X申込み再開!
bZ4X公道試乗イベントのまとめ
湘南T-SITEでのKINTOxbZ4X試乗イベントで、実際にbZ4Xを公道試乗して分かったことをお伝えしてきました。
最後にまとめますね。
湘南T-SITEでのKINTOxbZ4Xのイベントは、5月29日まで実施しています。
土日祝日は展示のみ、平日は試乗が可能、というスケジュール。
bZ4Xを気になっているなら、ぜひ試乗してみることをオススメします。
スケジュールが合わない、遠方で試乗することができないといった場合、本記事が参考になると幸いです。
もし、他にbZ4Xを試乗した感想など知りたいことがありましたら、お気軽にコメントください!
bZ4Xをトヨタシェアでレンタルし、高速を走りました!bZ4Xに興味があるなら、ぜひインプレッション記事をご覧ください!高速上で運転アシスト機能LTAやLCCを使った感想も書いてます。
実際に運転してみて、bZ4Xは素晴らしいクルマだと感じることができました。
頭金が77万かかりますがそれを上回るメリットも多く、蓄電池として使えばbZ4Xが資産となることも。
⇒bZ4Xは高い?月額88,220円、頭金77万円でも高くない8つの理由
もし、本当にbZ4Xを手に入れたいとお考えなら、事前リハーサルを強くおすすめします。
KINTOの契約は通常のクルマの契約とは大きく違う点があるからです。
⇒bZ4Xは争奪戦?契約前のリハーサルで確実にゲットしましょう!
わたし自身がbZ4Xを契約しましたのでよくわかります 笑
10/26bZ4X申込み再開!