「KINTOの契約プランが2つになるみたいだけど、何が違うの?」
「KINTO解約金フリープランはお得なの?」
そんな疑問にお答えします。
KINTOは2021年12月14日から、新たな契約プラン「KINTO契約金フリープラン」を開始します。
今まで提供していたプランは、「KINTO初期費用フリープラン」という名前になります。
この記事では、パッと見てお得度が分かるよう比較した詳細情報をグラフ化。
あなたが契約すべきプランがどちらか分かりますので、ぜひ最後までご覧ください!
2021/12/14(火)KINTO解約金フリープランが契約可能となりました!
KINTOの詳細はこちらから
この記事を書いた人:KINTO契約中の「クルマ生活アドバイザー」やっつん
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KINTO解約金フリープランとは?
2021年12月14日から開始する「解約金フリープラン」について、現行の「初期費用フリープラン」と比較します。
解約金フリープラン | 初期費用フリープラン | |
---|---|---|
契約期間 | 3年契約のみ ※延長あり | 3年、5年、7年から選択 |
月額利用料 | 初期費用フリープランから 約10%引き | ー |
初期費用(申込金) | かかる 利用料の約5か月分 | かからない |
解約金(違約金) | かからない | かかる 契約期間残による 最大20カ月分の違約金 ※不要な場合あり |
契約期間の延長 | 可能 2年x2回で最長7年契約 更新料(利用料の約3カ月分)がかかる | できない |
更新後の月額利用料 | 更新するごとに割引 1回更新後の2年間:約15%引き 2回更新後の2年間:約30%引き | 利用料は変わらない 契約期間が長いほど安価 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
解約金フリープランの契約期間は3年間一択
KINTOの契約期間は、解約金フリープランは3年間しか選べません。
選べませんが、契約期間を2年ずつ、2回延長できます。
なので、実質的に「初期費用フリープラン」の7年契約と同じ契約が可能です。
契約期間をあれこれ迷う必要がない
初期費用フリープランは、3年、5年、7年と契約期間を最初に決める必要があります。
途中で契約期間を変更することもできないです。
そのため、ライフプランの変化が読めない方の場合、KINTO契約を諦めることにつながることも。
解約金フリープランなら、契約期間は3年間のみなので迷うことがありません。
月額利用料は初期費用フリープランから約10%引き
KINTO解約金フリープランの月額利用料は、初期費用フリープラン3年契約の料金と比較して約10%引きになります。
後ほど詳細シミュレーションで比較しますが、うまく7年間契約時のトータル金額が同じ程度に。
月々の支払いは初期費用フリープランより楽になる
初期費用さえ準備できれば、月々の負担は楽になり、生活に余裕が生まれますね。
解約金フリープランは初期費用(申込金)がかかる
解約金フリープランは、初期費用が必要になります。
KINTOは初期費用が必要ないことを打ち出していたので、大きな変化ですね。
初期費用(申込金)が利用料の約5か月分かかる
まとまったお金を準備できない場合でも、クルマに乗れるのがKINTOがサブスクと言われる理由でした。
解約金フリープランは、サブスクサービスと考えない方がいいかもしれません。
解約金フリープランは解約金(違約金)がかからない
一方で、解約金(違約金)が解約金フリープランはかかりません。
初期費用フリープランは、最大で利用料の20カ月分の違約金が必要なので、大きな違いです。
最初に利用料の5か月分を支払うのは大きな負担ですが、違約金を支払わないメリットは大きなもの。
- 最大で利用料20カ月分の違約金を支払う必要がない
- ライフスタイル、ライフプランの急な変化に対応しやすい
- 特に契約初期の解約時の負担が少なくなる
契約期間の延長が2回x2年できる(最長7年)
解約金フリープランの契約期間は3年間ですが、2回x2年の契約期間延長ができます。
最長で7年間KINTOの契約ができるので、初期費用フリープランの最長契約期間と同じですね。
延長するかどうか、契約期間終了前に決めることができるので、ライフスタイルの状況に応じて柔軟に対応可能です。
クルマを気に入りライフスタイルが変わっていなければ、契約延長可能
契約を延長しない場合、お金はかからない(契約終了)
少し注意しなければならないのは、契約更新時には更新料として利用料の約3カ月分が必要だということ。
一般的な賃貸マンションやアパートの更新も2年に1度ありますので、似たようなものですね。
契約更新時に利用料の約3カ月分の更新料が必要
解約金フリープランは月額利用料が更新するごとに安くなる
KINTOの解約金フリープランは、月額利用料が更新するごとに安くなります。
後ほど詳しいシミュレーションでお伝えしますが、解約金フリープランと初期費用フリープランの金額差をなくすための措置。
先にお伝えすると、解約金フリープランを2回契約を更新し7年間契約した場合、初期費用フリープランとほぼ同じ支払総額です。
KINTOはうまく調整してると思います。
- 1回目の更新で月額利用料の約15%引き
- 2回目の更新で月額利用料の約30%引き
- 7年契約した場合、初期費用フリープランの7年間総額とほぼ変わらない
では、実際にどういう場合にお得になるのか、詳細シミュレーション結果を見ていきましょう!
KINTO解約金フリープランを実際にシミュレーション
解約金フリープランと初期費用フリープランを比較して、総支払額がお得になる条件をチェックしてみました。
初期費用フリープランの各契約期間(3年、5年、7年)で、1カ月ごとに解約した場合のトータルコストを比較。
KINTO初期費用フリープラン7年契約と比較した場合
一か月ごとに解約した場合の支払いトータル金額を表にしました。
解約金フリープランが赤線、初期費用フリープランが青線で表しています。
結果として、7年のうちのどこで解約した場合でも、KINTO解約金フリープランの方がお得になりました。
初期費用フリープランの線がでこぼこになっている理由
初期費用フリープランの青い線がでこぼこになっているのは、初期費用フリープランが半年契約になっているから。
半年契約のどこで解約しても、違約金と残金が必要になるため支払い金額が変わりません。
少しイメージがつかないですよね^^;
具体的な計算例はこのようになります。
- 1カ月で解約:21か月分の支払い = 支払い金額1カ月+残金5か月+違約金15か月
- 2か月で解約:21か月分の支払い = 支払い金額2カ月+残金4か月+違約金15か月
- 3カ月で解約: 21か月分の支払い = 支払い金額3カ月+残金3か月+違約金15か月
- 4カ月で解約: 21か月分の支払い = 支払い金額4カ月+残金2か月+違約金15か月
- 5カ月で解約: 21か月分の支払い = 支払い金額5カ月+残金1か月+違約金15か月
- 6カ月で解約: 21か月分の支払い = 支払い金額6カ月+違約金15か月
初期費用フリープランで得する解約タイミングについては、下記の記事で詳しく説明しています。
⇒絶対ダメ!選んではいけないKINTO解約タイミングとは?違約金を数十万円減らす方法
途中解約すると解約金フリープランは全期間お得!ですが、、
KINTOを途中解約すると、解約金フリープランが全ての期間でお得という結果でした。
いくつか例を挙げますね。
差額 | 解約金フリープラン 総支払額 | 初期費用フリープラン 総支払額 | |
---|---|---|---|
契約1カ月で解約 | ¥472,340 | ¥220660 | ¥693,000 |
契約12カ月で解約 | ¥274,340 | ¥583,660 | ¥858,000 |
契約24カ月で解約 | ¥208,340 | ¥979,660 | ¥1,188,000 |
契約36カ月で解約 | ¥142,340 | ¥1,375,660 | ¥1,518,000 |
契約48カ月で解約 | ¥36,740 | ¥1,811,260 | ¥1,848,000 |
契約60カ月で解約 | ¥30,140 | ¥2,147,860 | ¥2,178,000 |
契約72カ月で解約 | -¥16,060 | ¥2,524,060 | ¥2,508,000 |
※2021年12月14日解約金フリープランの情報から
一方で、7年契約が終了するには、解約金フリープランと初期費用フリープランの差はほとんどなくなります。
解約金フリープランとの金額差は、契約期間が延びると少しずつ少なくなることに。
では、解約金フリープランがお得なタイミングはどのあたりなのでしょうか?
グラフを見ていただくと分かるように、差が小さくなるのは36か月を過ぎたころ。
初期費用フリープランの半年契約が終わるタイミングだと、特に差が少なくなります。
このシミュレーションだと、48か月目で差額は「49,418円」60カ月目で「38,105円」分、解約金フリープランがお得になります。
解約金フリープランが特にお得なのは、早いタイミングで解約した場合
7年契約で比較してみましたが、同様に5年、3年契約でも比較してみましょう。
KINTO初期費用フリープラン5年契約と比較した場合
KINTO解約金フリープランを一度更新し、初期費用フリープラン5年契約と比較したグラフです。
解約金フリープランを契約更新したタイミング以降は、初期費用フリープランで解約した方が安いタイミングも出てきました。
本当に逆転するのか、12月14日に正式な金額が出てきたら再度シミュレーションしてみますね。
KINTO初期費用フリープラン3年契約と比較した場合
KINTO解約金フリープランの契約期間3年間と、初期費用フリープラン3年契約と比較したグラフです。
解約金フリープランは更新しないので、赤い線の盛り上がりはありませんん。
初期費用フリープランの半年契約が終わるタイミングでは、ほぼ解約金フリープランと金額差はありませんね。
もともと3年契約を考えている方は、初期費用フリープランを選んでもよさそうです。
KINTO解約金フリープランのまとめ
KINTOが2021年12月14日から開始する新しい契約プラン「解約金フリープラン」について解説してきました。
最後にまとめますね。
- 選択できる契約期間は3年契約のみ
⇒初期費用フリープラン:3,5,7年契約から選択できる - 月額利用料金は約10%引き(初期費用フリープラン3年契約と比較)
- 初期費用(申込金)が約5か月分かかる
⇒初期費用フリープラン:初期費用いらない(フリー) - 3年契約後、2回2年延長することが可能(最長7年間)
⇒初期費用フリープラン:契約期間延長はできない - 解約金(違約金)はかからない
⇒初期費用フリープラン:解約はできるが、解約金(違約金)が必要 - 更新後の月額利用料
⇒1回目の更新:約15%引き、2回目の更新:約30%引き
解約金フリープランは、KINTOを途中解約する可能性がある方すべてにおススメできるプランです。
最近はコロナ禍など変化が激しい時代です。
KINTOの解約金フリープランで、リスクに対応できるライフプランを作るのもいいですね!
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