「プリウスPHEVって、実際のところ電気代はいくらかかるの?」
カタログのEV走行距離や「電気代は安い」というフワッとした説明は山ほどありますが、自宅の充電履歴と電力会社の請求明細を突き合わせた実測データはほとんど出てきません。
そこでこの記事では、私が新型プリウスPHEV(60系)に乗って記録した充電49回・31日間ぶんの実データと、同じ期間の電気代明細をそのまま公開します。しかも私は、乗り換える前に同じ通勤ルートをプリウスU(KINTO専用グレード/1.8Lハイブリッド)で走っていました。同じ人・同じ道・同じ夏での比較なので、条件のズレがほとんどありません。
結果を先に言うと、1kmあたりの燃料コストはPHEV 3.71円に対してハイブリッド 7.08円。ちょうど約半額でした。
1. 結論:プリウスPHEVの燃料コストは1km 3.71円。ハイブリッドの約半額だった
まず結論を早見表にまとめます。すべて私の実測値です(期間は電力会社の検針期間に合わせた2026年7月13日〜8月12日の31日間)。
| 項目 | 実測値 |
|---|---|
| 31日間の自宅充電量 | 123.20 kWh |
| 充電した日数/回数 | 26日/27回 |
| 明細から出した夜間の実質単価 | 23.27 円/kWh |
| 31日間の充電代 | 2,867円 |
| 同月の電気代請求(家全体・オール電化) | 36,049円 |
| 請求に占めるクルマの割合 | 8.0% |
| コンセント側の平均電費 | 6.28 km/kWh |
| 1kmあたりの燃料コスト(PHEV) | 3.71円 |
| 同 プリウスU(ハイブリッド・24km/L) | 7.08円 |
| PHEVはハイブリッドの何%? | 52%(=約半額) |
| 同じ距離をプリウスU(24km/L)で走った場合 | 5,480円 |
| 1ヶ月あたりの差額 | 約2,600円 |
そして、実測してはじめて分かった「3つの意外な事実」がこちらです。
- 電気代が高いのはクルマのせいではない:請求36,049円のうち、充電は2,867円(8.0%)だけ。残りは猛暑の昼間エアコンでした。
- メーターの電費は実際より1割以上よく見える:車のメーターは7〜8km/kWhでしたが、コンセントから出た電気で計算すると6.28km/kWh。差は充電ロスです。
- 深夜電力の「5時間の壁」がある:電池をかなり使った翌日は、安い夜間帯(1〜6時)だけでは満充電まで届きませんでした。
ひとつずつ、データを見ながら解説していきます。
2. 実測の前提|クルマ・電力プラン・使い方をぜんぶ公開
「その数字、うちにも当てはまるの?」を判断してもらうために、前提条件を先に開示します。
| クルマ | 新型プリウスPHEV(60系・2026年7月納車) |
| 充電環境 | 自宅の200V普通充電(実測の平均出力2.03kW) |
| 充電タイミング | タイマーで毎晩1:00スタート(安い夜間帯に固定) |
| 電力プラン | オール電化向けの昼夜2区分プラン(夜間は1:00〜6:00) |
| 主な用途 | 通勤(往復34km・都内一般道)+週末の買い物 |
| 季節・エアコン | 2026年7〜8月の猛暑。エアコンは常時使用 |
| ガソリンを使った場面 | 福島への帰省(往復約550km)のみ。日常はEV走行だけで完結 |
| 比較対象 | 乗り換え前のプリウスU(KINTO専用グレード・1.8L HV)。同じ通勤で夏場24km/L |
ポイントは「自宅で・夜間に・普通充電できる環境」だということ。ここが違うと結論も変わるので、当てはまらないケースは第9章でまとめています。
なお乗り換え前のプリウスUについては、【新型プリウスUグレードGグレード比較7選】山道/高速/一般道を200キロ走って徹底比較してみたで走行フィールを詳しくレポートしています。
3. 充電履歴49回の実データ|1回いくら入って、何時間かかったのか
まず、生の充電履歴を見てください。代表的な日を抜き出したのが次の表です。
| 日付 | 充電時間 | 充電量 | その日の使い方 |
|---|---|---|---|
| 7月14日 | 2時間36分 | 5.16 kWh | 通勤のみ |
| 7月15日 | 2時間50分 | 5.65 kWh | 通勤のみ |
| 7月20日 | 4時間59分45秒 | 10.62 kWh | 帰省帰りで電池ほぼ空。6時で打ち切り |
| 7月26日 | 0時間49分 | 1.43 kWh | ほぼ乗らなかった日 |
| 8月4日 | 3時間41分 | 7.54 kWh | 通勤+買い物 |
| 8月12日 | 4時間59分46秒 | 10.74 kWh | 遠出の翌日。6時で打ち切り |
この表から読み取れることが3つあります。
① 通勤だけの日は「5.4kWh」でほぼ一定
往復34kmの通勤だけで終わった日は、記録した49回のうち23回が4.8〜6.0kWh台に収まりました。平均すると5.41kWh。金額にすると1日126円です。日々のブレがほとんどないので、「毎日のガソリン代」と直接比べられます。
② 充電出力は約2.0kWで驚くほど一定。1日分を戻すのに2時間40分
1回ごとに「充電量 ÷ 充電時間」で出力を出すと、46回中43回が1.7〜2.15kWに収まりました(全体平均2.03kW)。2.5kWを超えたのは納車直後と外出先での3回だけです。
つまり通勤1日分(5.41kWh)なら約2時間40分で戻る計算。夜中に寝ている間に終わるので、充電のために生活を変える必要はまったくありませんでした。
③ 深夜電力の「5時間の壁」=1晩に入るのは10.7kWhまで
ここが実測しないと絶対に気づけないポイントです。安い夜間帯は1:00〜6:00の5時間しかありません。出力が2.0kWで一定ということは、1晩に入れられるのは約10kWh台が上限ということです。
実際、電池をかなり使った翌日の2回は「4時間59分45秒/10.62kWh」「4時間59分46秒/10.74kWh」でぴったり止まっています。満充電になったのではなく、6時になって打ち切られたわけです。

通勤メインなら5時間で十分お釣りがきます。ただ「遠出した翌日にまた遠出する」ときだけは、夜間帯だけでは満タンにならないので注意です。
4. 電気代明細から出した「本当の1kWh単価」は23.27円
ネット上の電気代試算でよくあるのが、「1kWh 31円で計算」のように電力量料金の単価だけを使っているケース。これだと実態から大きくズレます。燃料費調整額や再エネ賦課金が入っていないからです。
そこで、実際の請求明細をそのまま分解しました(2026年8月分=使用期間7/13〜8/12)。
| 請求金額の内訳 | 金額 | 1kWhあたり |
|---|---|---|
| 基本料金 | 1,503.75円 | — |
| デイタイム 903kWh | 32,291.28円 | 35.76円 |
| ナイトタイム 275kWh | 7,661.50円 | 27.86円 |
| 燃料費調整額 | −12,098.06円 | −10.27円 |
| 再生可能エネルギー発電促進賦課金 | 4,924.00円 | +4.18円 |
| CO2フリーオプション料金 | 1,767.00円 | +1.50円 |
| 請求合計(1,178kWh) | 36,049円 | 30.60円 |
ここから、夜に1kWh追加で使ったときに増える金額(=充電にかかる本当の単価)を計算すると、こうなります。
27.86円(夜間)− 10.27円(燃調)+ 4.18円(再エネ)+ 1.50円(CO2フリー)= 23.27円/kWh
注目すべきは燃料費調整額がマイナス10.27円だったという点です。この項目は毎月変動し、時期によってはプラスにもマイナスにもなります。私の明細では1kWhあたり10円以上の引き下げ要因になっていたので、ここを無視して計算すると充電代を1.4倍以上に見積もってしまうことになります。「PHEVの電気代はいくら」という試算を読むときは、必ずご自身の明細の数字で確かめてください。
ちなみに同じ計算を昼間でやると31.17円/kWh。夜に充電するだけで25%安いことになります。
5. 電気代36,049円のうち、クルマは2,867円(8.0%)だけだった
実測の充電量と、明細から出した単価を掛け合わせます。
123.20 kWh × 23.27円 = 2,867円(31日間)
この月の電気代請求は36,049円でした。「PHEVに乗り換えたら電気代が跳ね上がった」と言いたくなる金額ですが、クルマの充電はそのうち8.0%にすぎません。犯人は猛暑のエアコン(デイタイム903kWh=32,291円)でした。
さらに面白いのが、ナイトタイム275kWhの内訳です。
- クルマの充電:123kWh(45%)
- エコキュートなど家庭側:152kWh(55%)
オール電化住宅の場合、深夜電力はもともとお湯を沸かすのに使われています。PHEVの充電は、その「空いている枠」に相乗りする形なので、体感として電気代が増えた感じがしないわけです。
PHEVにするか迷うなら、月々の支払いを複数社で比べてから決めよう
燃料代が月2,600円安くなっても、月額や維持費のトータルで損をしては意味がありません。私はKINTOを選びましたが、走行距離が少ない人・月額をもっと抑えたい人には別のサービスが向くこともあります。契約前に何社か見積もりを取って比較しておくと、後悔のない選択ができます。
- 複数のリース会社を相談しながら比較できる:個人向けカーリースサービス「モビカリ」
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6. 平均電費は6.28km/kWh|メーター表示7〜8km/kWhとのズレの正体
ここが、この記事でいちばんお伝えしたい部分です。
クルマのメーターに出る平均電費は、私の場合7〜8km/kWhが多く表示されていました。ところが、通勤だけの日の充電量(平均5.41kWh)から計算すると、こうなります。
34km ÷ 5.41kWh = 6.28 km/kWh
メーターより1割以上悪いのです。理由は単純で、メーターは「電池から出ていった電気」しか数えていないから。実際にはコンセントから電池に入れるときに熱などでロスが出ますし、充電中の車両側の制御にも電気を使います。
| メーター表示の電費 | 電池から出た分 | 充電ロス |
|---|---|---|
| 7.0 km/kWh | 4.86 kWh | 約10% |
| 7.5 km/kWh | 4.53 kWh | 約16% |
つまり、メーターの数字で電気代を計算すると1〜2割ほど安く見積もってしまうということ。この記事では、財布から出ていく額に合わせてコンセント側の6.28km/kWhで計算を統一しています。
燃費でも同じことが起きます。メーター表示と実際の給油量から計算した燃費のズレについては、【新型プリウス】燃費がいいのは何km以上?352の燃費データを分析した結果わかった燃費が悪くなる本当の理由で詳しく検証しています。
7. プリウスU(ハイブリッド)と通勤34kmで比較|1km 3.71円 vs 7.08円で約半額
いよいよ本題です。私は同じ通勤ルートを、乗り換え前はプリウスU(1.8Lハイブリッド/KINTO専用グレード)で走っていました。夏場の実燃費は24km/Lです。同じ人・同じ道・同じ季節なので、これ以上フェアな比較はありません。
ガソリン単価は、資源エネルギー庁「石油製品価格調査」のレギュラー全国平均170.0円/L(2026年8月31日時点)を使います。
| 走らせ方 | 1日の消費 | 1日 | 1kmあたり | 月20日 |
|---|---|---|---|---|
| プリウスPHEV(夜間に自宅充電) | 5.41 kWh | 126円 | 3.71円 | 2,520円 |
| プリウスPHEV(昼間に充電した場合) | 5.41 kWh | 169円 | 4.96円 | 3,376円 |
| プリウスU(夏の通勤実測 24km/L) | 1.42 L | 241円 | 7.08円 | 4,817円 |
| プリウスU(年間平均に近い 22km/L) | 1.55 L | 263円 | 7.73円 | 5,255円 |
| 一般的なガソリン車(15km/L) | 2.27 L | 385円 | 11.33円 | 7,707円 |
1kmあたりで見るとPHEV 3.71円/プリウスU 7.08円。PHEVはハイブリッドの52%=ちょうど約半額です。差額をまとめると、こうなります。
- 1kmあたり:約半額(3.71円 対 7.08円)
- 1日あたり:115円の差
- 月20日通勤:約2,300円の差
- 年240日通勤:約27,600円の差
- 7年間なら:約19万円の差

正直に言うと「ハイブリッドの相手が燃費24km/Lのプリウスなので、差はこの程度」です。相手が15km/Lのガソリン車なら、同じ通勤で年間6万円以上変わります。
ここで大事なのは、燃料代の差だけで乗り換えを判断しないこと。PHEVは車両価格が高い一方で、東京都と国の補助金が大きく効きます。私の実際の受給額は東京のプリウスPHEV補助金はいくら?実体験で解説にまとめてあります。維持費の全体像はプリウスの維持費は年間30万円|保険を4パターン比較もあわせてどうぞ。
乗り換えを考えるなら、今の車の「買取査定」も比べてみては?
燃料代で年間3万円弱の差なら、乗り換え時の下取り額が数万円変われば一気に逆転します。ディーラー下取りに出す前に買取査定を知っておくと損をしません。電話勧誘が苦手な方や、動かない・古い車の方にも選択肢があります。
- 電話勧誘なしで一括査定できる:車一括査定「ここ来て!査定」【STREMA(ストリマ)】
- 動かない車・古い車も0円以上で買取保証:廃車買取専門店「ハイシャル」
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8. 走る距離が増えるほど差は開く|月間距離別シミュレーション
私の実測(電費6.28km/kWh・夜間23.27円/kWh)と、プリウスUの24km/L・170円/Lを使って、月間走行距離ごとの燃料代を計算しました。
| 月間走行距離 | PHEV(電気代) | プリウスU(ガソリン代) | 月の差額 | 年の差額 |
|---|---|---|---|---|
| 500km(週末+近所) | 1,853円 | 3,542円 | 1,689円 | 20,268円 |
| 774km(私の実測) | 2,867円 | 5,480円 | 2,613円 | 31,356円 |
| 1,000km | 3,705円 | 7,083円 | 3,378円 | 40,536円 |
| 1,500km(KINTOの月間上限) | 5,558円 | 10,625円 | 5,067円 | 60,804円 |
ただし1,500kmを全部EVで走るには、単純計算で239kWh=ほぼ毎晩8kWhの充電が必要です。前述の「5時間の壁」(1晩最大10kWh台)を考えるとギリギリ間に合うラインで、遠出が続くとHVモードに切り替わる日も出てきます。実際に高速主体で走った帰省では、HVモードの区間で26〜34km/Lでした。
なおKINTOの月間走行距離は1,500kmが目安で、超過分は返却時に11円/kmの精算になります。詳しくはKINTOの仕組みを図解|料金・保険・返却とカーリースとの違いをご覧ください。
9. PHEVでも安くならない3つのケース
ここまで「安い」という話ばかりしてきましたが、私の条件だから成立している面が大きいです。次の3つに当てはまる方は、期待した差が出ません。
ケース1:自宅に充電設備がない
これが最大の分かれ目です。出先の充電スポットに頼る場合、自宅の夜間電力のような単価では使えません。充電スポットを探して待つ時間コストもかかります。「自宅の駐車場に200Vコンセントが引けるか」を契約前に必ず確認してください。
ケース2:電力プランが昼夜同一単価
私の試算でも、昼間単価(31.17円/kWh)で充電すると1日169円。夜間の126円より34%高くなります。オール電化プランや夜間割引プランでないなら、電力会社のプラン見直しが先です。
ケース3:走行距離が極端に少ない
燃料代の差は「走った分」しか生まれません。月300km程度なら差は月1,000円ほど。PHEVの車両価格差を燃料代だけで取り返すのは現実的ではなく、補助金が取れるかどうかで判断すべき領域になります。
10. 充電代をさらに下げる5つのポイント
- 充電タイマーを夜間帯の開始時刻に合わせる:私は1:00スタートに固定しています。これだけで昼間充電より25%安い。
- 「帰宅したらすぐ挿す」を習慣にする:挿し忘れた翌日はHVモードになり、いちばん高い走り方になります。
- 電力プランを見直す:昼夜同一プランのままだと、PHEVのメリットを3割ほど捨てることになります。
- 燃料費調整額を毎月チェックする:単価が10円以上動くこともあります。「うちは高い/安い」の答えは明細にしかありません。
- 遠出の前夜は早めに満充電にしておく:夜間帯の5時間では10kWh台が限界。前日から計画的に充電しておくと、出発時にEV走行できる距離が伸びます。
走り方そのもので電費・燃費を上げるコツは【新型プリウス】ガソリン200円時代に燃費アップする走り方を効率的にマスターする方法にまとめています。
11. よくある質問(FAQ)
Q. PHEVの燃料コストは本当にハイブリッドの半額ですか?
A. 私の実測条件では1kmあたりPHEV 3.71円、同じ通勤をプリウスU(ハイブリッド・24km/L)で走ると7.08円で、52%=約半額でした。ただしこれは「自宅で・夜間電力で・普通充電」した場合の数字です。昼間の単価で充電すると4.96円になり、差は約3割まで縮みます。
Q. プリウスPHEVの充電、1回でいくらかかりますか?
A. 私の実測では、通勤(往復34km)だけの日が5.41kWhで約126円。電池をかなり使った日で10.74kWh・約250円でした。夜間の実質単価23.27円/kWhで計算しています。
Q. PHEVにすると電気代が跳ね上がりませんか?
A. 私の8月の請求は36,049円でしたが、クルマの充電はそのうち2,867円(8.0%)でした。金額が大きかった原因は猛暑の昼間エアコン(デイタイム903kWh)です。オール電化なら深夜電力の空き枠に相乗りする形になるので、体感の増え方はゆるやかです。
Q. 満充電までどれくらい時間がかかりますか?
A. 私の200V普通充電では出力がほぼ2.0kWで一定でした。通勤1日分(5.41kWh)なら約2時間40分。ただし安い夜間帯は1:00〜6:00の5時間しかないため、1晩に入る量は10.62kWh・10.74kWhが実測の上限で、そこで6時の打ち切りになりました。
Q. メーターの平均電費をそのまま信じていいですか?
A. 電気代の計算には使わないほうがよいです。メーター表示は7〜8km/kWhでしたが、コンセントから入れた電気で計算すると6.28km/kWh。10〜16%の充電ロスがあるためです。
Q. 自宅に充電設備がなくてもPHEVは得ですか?
A. 経済的なメリットは大きく縮みます。この記事の数字は「自宅で・夜間に・普通充電できる」ことが前提です。設置できるかどうかを契約前に確認してください。
Q. ガソリン(HVモード)だけで走るとどれくらいの燃費ですか?
A. 高速主体で福島まで往復したときは、区間ごとに26.4〜33.6km/L、リセット間の平均で34.6km/Lでした。ただし高速巡航中心の条件なので、街乗りの数値とは別に見てください。
12. まとめ|燃料コストは約半額。ただし「自宅・夜間・普通充電」が条件
31日間・49回の充電履歴と電気代明細を突き合わせて分かったことを、もう一度整理します。
- 31日間の充電量は123.20kWh、充電代は2,867円
- 明細から出した夜間の実質単価は23.27円/kWh(燃料費調整額−10.27円が効いている)
- 電気代請求36,049円のうち、クルマは8.0%だけ
- コンセント側の平均電費は6.28km/kWh。メーター表示より1割以上悪い
- 1kmあたりの燃料コストはPHEV 3.71円/ハイブリッド 7.08円=約半額。通勤往復34kmで1日115円・年約27,600円の差
- ただし自宅・夜間・普通充電の3条件がそろわないと、この数字にはならない

「PHEVは電気代が安い」も「電気代が高くつく」も、どちらも自分の明細を見るまでは分かりません。まずは1ヶ月、充電履歴と請求書を並べてみてください。
燃料代の差は年間3万円弱。これだけで乗り換えを決めるほどの額ではありませんが、補助金・月額・下取り額まで含めたトータルで見ると景色が変わります。数字を並べて、納得して選びましょう。
最後に:自分に合う乗り方を、納得いくまで比べて決めよう
燃料代を月2,600円節約できても、毎月の支払いや乗り方が合っていなければ意味がありません。KINTO・カーリース・購入を並べて比較し、自分に一番合う方法を選んでください。
- 複数のリース会社をまとめて相談・比較:個人向けカーリースサービス「モビカリ」
- プリウスの買い方・売り方を総まとめ:プリウスを最安で買って高く売る完全ガイド
- KINTOのプリウス月額を確認する:KINTO新型プリウスの料金・オプション全解説
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【データの出典】充電量・充電時間は自宅充電サービスの利用履歴(2026年7月11日〜9月4日・49件)。電気料金は同社の2026年8月分請求明細(使用期間2026年7月13日〜8月12日)。ガソリン単価は資源エネルギー庁「石油製品価格調査」のレギュラー全国平均170.0円/L(2026年8月31日時点)。プリウスUの燃費24km/Lは筆者が同一通勤ルートで記録した夏場の実測値です。数値はいずれも筆者の使用条件によるもので、気温・走り方・電力プラン・地域によって変わります。
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31日間の充電代は2,867円、1kmあたり3.71円でハイブリッドの約半額。ただし「安かった」で終わらない、実測しないと絶対に気づけないポイントが3つあります。