「KINTOに保険は入ってるの?」
「KINTOの保険を使うと支払いはどうなるの?」
KINTOは自動車保険も月額利用料に含まれる契約で、保険を自分で選択する必要はありません。
KINTOがあなたに代わって保険の手続きを全て手配してくれます!
ただ、人によっては「等級がMAXまでいってるから逆に高いのでは?」「若い人ならいいけど、俺は年齢が上だからメリットがない」と思われているかもしれません。
自損事故でKINTOの保険を利用した私としては、KINTOの保険は最強の任意保険だと思います。
ここでは、なぜKINTOの保険が最強の任意保険と考えているのか、KINTOの保険内容と通常の自動車保険を比較し解説します。
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目次
KINTOの保険が最強の任意保険だと言える理由
私の場合、KINTOでなく普通の自動車保険を契約していたら225,616円の損をしていました。
その理由をご説明します。
KINTOでなく普通の自動車保険に入っていたら225,616円損してた理由
私はKINTOを契約し納車された3カ月後に自損事故を起こしています。
その際にKINTOの保険を利用し修理をしたのですが、普通の自動車保険で修理をしていたら225,616円の損をしてました。
理由は、普通の自動車保険を利用して自損事故の修理費を利用すると、翌年から3年のあいだ自動車保険料金が上がるため。
自動車保険は事故を起こさないと、等級が上がり割引額が大きくなります(限界は20等級)。
一方、事故を起こし保険を利用したら翌年の自動車保険料から3年の間の割引額が少なくなり、保険料が高くなります。
実際に、私がKINTOの保険でなく普通の自動車保険に入っていた場合、3年間でどれだけ保険料が変わるのかお伝えします。
KINTOを選ぶべき人はこんな人。KINTOは◯◯が使い放題だった!?
⇒KINTOを選ぶべき人の特徴とは?審査の受かり方も
無事故の場合:3年間の自動車保険料を計算してみた
3年間の保険料金は合計451,231円となります。
年間約15万円と自動車の任意保険としてはかなり高いですが、これでも運転者の年齢条件は21歳以上とKINTO本来の条件の全年齢対応より厳しい条件としています。
全年齢対応としてしまうと、年間の保険料が軽く20万円を超えてしまい比較対象としてアンバランスになってしまうため修正しました。
2年目:17等級 53% 153,680円
3年目:18等級 54% 150,410円
4年目:19等級 55% 147,141円
合計保険料:451,231円
※等級は20等級が最大で保険を使わなければ毎年1ずつ上がります
2年目以降としているのは、事故を起こし保険を利用した次の年から保険料が変わるからです。
保険の前提条件も記載しておきますね。
サービス内容はKINTOの保険とほぼ同条件です。
自動車保険シミュレーションの前提条件
- KINTOと同じ東京海上日動のWEB見積もりを利用
- フルサポートの車両保険(一般型)付き
- レンタカー費用補填、弁護士費用特約あり
- 16等級、事故有係数適用なし、保険の割引率52%割引
- 車はトヨタのプリウスZVW52
- 運転者年齢条件は21歳以上、運転者限定なし
次に、事故を起こし保険で修理をした場合の保険料を計算してみます。
私が納車3カ月後で自損事故を起こし、保険で修理したケースですね・・・
事故の後に保険利用した場合:3年間の自動車保険料を計算してみた
3年間の保険料合計は676,847円となります。
無事故の場合(保険を適用してない)と比較して、225,616円高い保険料を納める必要が。
2年目:13等級 29%割引 232,155円
3年目:14等級 31%割引 225,616円
4年目:15等級 32%割引 219,076円
合計保険料:676,847円
車両保険こみの任意保険に加入していても、保険を適用して修理をすると翌年から3年間は割り増しの保険料を支払う必要があります。
保険会社が損をしないためにうまくできた仕組みですが、保険に入っているあなたや私にとっては嬉しい話ではないですよね。
また、今回の場合は3年間で22万円以上保険料が高くなるので、修理費用が20万円くらいまでの自損事故だったら自腹で修理する方がお得です。
KINTOの保険がお得な理由:保険料が上がらない!
KINTOの保険がお得なのは、普通は事故の修理で保険を使うと3年間は保険料が高い状況になるところ、支払い金額が変わらない点です。
なぜKINTOは保険料が上がらないのでしょうか?
それは、トヨタがKINTOに込めているメッセージだと私は考えています。
KINTOの保険は普通の自動車保険と違うの?
KINTOの保険をお伝えする前に、普通の自動車保険について簡単に説明します。
自動車保険の仕組み
自動車保険は自賠責保険と自動車保険(任意保険)の大きく2つの保険があります。
自賠責保険は別目「強制保険」と言われるように、保険への加入が法律で決められています。
参考:自賠責保険について 国土交通省 自賠責保険ポータルサイト
もう一つの任意保険である自動車保険は、自賠責保険では足りない部分を上乗せして保障する保険です。
任意保険なので、自動車保険は加入の義務はありません。
ただ、任意保険の加入率は補償される内容は保険会社ごとに違いがあるので、どのようなサービスなのかきちんと把握しておきたいところです。
ちなみに、自動車保険の加入率は約74%です。
※損害保険料率算出機構の自動車保険外協より
この数値は実はけっこう怖いもので、例えば信号待ちしているときに追突されたとして、相手が無保険状態だと修理費を自己負担となる可能性があるんです。
詳しくは、「追突事故の過失ゼロ被害者が修理費負担って本当!?」に詳しく書きましたのでぜひご覧ください。
KINTOの任意保険について:等級がない最強の保険
KINTOは自賠責保険と車両保険つきの自動車保険が利用料に含まれています。
KINTOには保険等級という考え方がなく、過去に事故をおこしていても、KINTO契約期間中に自損事故や当て逃げで保険修理をしても、金額が変わりません。
KINTOの任意保険は最強の保険だと私が思う理由です。
保険等級がなく事故後の割引率という考えがないメリットは、先にお伝えした「KINTOでなく普通の自動車保険に入っていたら225,616円損してました・・・」に詳しく書きました。
私のケースだと、KINTOの保険のおかげで22万以上も得しています。
KINTOの保険は東京海上日動の保険
KINTOの保険は自動車保険で長年の実績がある「東京海上日動」の保険です。
レンタカー特約や、弁護士費用特約なども含まれている、至れり尽くせりの素晴らしい自動車保険です。
保険の詳細は東京海上日動の「自動車保険 パンフレット兼重要事項説明書」をご覧ください。
KINTOに任意保険の等級がない理由
KINTOに任意保険の等級がない理由は、KINTO小寺社長が雑誌インタビューで話されていた下記が参考になると思います。
これまで車を買ったことがない方にとっては、販売店での商談に加えて、任意保険も大きなハードルになっていました。任意保険は等級制度で保険料が決まります。車を最初に買ったときには保険料が高くて、無事故を繰り返すと安くなる仕組みです。このためKINTOは等級を外して、何歳でも同じ価格にしました。初めて買うお客様にはそこが魅力だったのかなと。
参照:PRESIDENT Online 「なぜクルマの修理代はこんなに高いのか」KINTO社長がたどり着いた答え
KINTOの小寺社長が伝えている「何歳でも同じ価格にした」これが全てです。
保険等級は無事故を続けると安くなる仕組みですが、等級の低い若い方は高額な任意保険を支払えない
そのため、車をもちたいけど持てない、任意保険に入ったほうが安心だけど入れない、といった若い方が増え、車離れがすすみました。
トヨタのKINTOが車のサブスク保険を通して「このまま若者が車離れになっていいの?」と、社会に投げかけたメッセージですね。
じゃあ、KINTOは若いひとしかメリットないのでは?
と思われるかもしれません。
確かに、支払い金額だけで考えるとそう思いがちですが、事故を起こして保険利用で修理をしても保険等級が下がらず支払い金額が変わらない、というメリットがあります。
私が、22万円以上得した話は、まさにこの点ですね。
KINTO保険の注意点
KINTOの保険は等級の概念がないメリットを伝えてきましたが、逆に気を付けなければならないことがあります。
それは、KINTO契約時には保険を使う事故がなく、契約終了後に別メーカーの車に乗り換えるとき。
KINTOではない通常の自動車保険なら次のように毎年保険料が下がります。
- 事故などで保険を使わなければ、保険等級は毎年上がる
- 等級ごとに保険料金の割引が大きくなる
- はじまりは6等級からで最大20等級まで
このため、毎年保険料金が少しずつ安くなります。
KINTOの場合、契約時に保険等級を据え置きできる「中断制度」が利用できますが、保険を利用しない場合でも等級が上がらない。
KINTOを止め別メーカーの車に乗り換える場合には、自動車保険の割引額がKINTOを利用する前と同じ等級のまま。
その点を理解した上でKINTOの契約を検討してください。
KINTOの保険まとめ
KINTOの保険について、私がKINTOの保険で自損事故の修理を実施した例を挙げ解説してきました。
KINTO小寺社長のはなしにあったように、若い方の自動車保険が高いことはトヨタだけの問題ではありません。
もちろん、若い方が車の運転に不慣れで壁にこすったり自損事故にあうことが多く、自動車保険の金額がどうしても高くなるのは理解できます。
そこに一石を投じ、保険の問題をなくし新しいモビリティサービスを作る!という意気込みをトヨタのKINTOから感じます。
KINTOの保険は最強だと考えていますが、ご意見・ご感想ありましたらコメント欄から是非お書きください!
こんにちは!
KINTOでプリウスを利用しているやっつん(⇒プロフィール)です^^