「事故の被害者になったら自分の保険使うことはないよね?」
今回は、そんな疑問にお答えします。
私は小さいころ、父親が運転するクルマに同乗してるとき、
信号待ちをしていてバイクに突っ込まれた経験
があります。
小さいころの記憶ですが、おまわりさんが来てなんだか怖い体験だったことを覚えています。
もし、これが無保険のクルマだったら・・・
と、いま考えるとぞっとします。
実は、4人に1人は任意保険に入っていません
あなたが被害者となっても相手が保険に入っておらず、クルマの修理費すべて自分で払う、
なんてことも。
今回は、追突事故にあったAさんを例に、身近にある危険をご説明します。
- 25年間で40万キロ以上走った著者が経験をもとに解説していきます
- 国産メーカー4社のクルマ7台を乗り換えてきた経験
- 納車3ヶ月で15万の自損事故を起こす、親友が購入2週間のクルマを廃車、など身近なクルマトラブル経験多数
- KINTOでプリウス契約中
信号待ちで追突事故に遭ったAさんの例
Aさんは会社まで約30分の道のりを自家用車で通勤しているサラリーマン。
今日も、いつものように通勤途中の信号機で停止していたら、
がんっ!
激しい衝撃がAさんの身に起こり、シートベルトをしていたもののハンドルに体を打ちつけ身動きが取れない状態に…
救急車で病院に運ばれたAさん。全治3週間の大けが。
車も後部がべっこりへこみ、修理をしないと走行できない状況であるのは明らか。
事故の過失割合は10:0。
もちろん、信号待ちで停車中だったAさんに過失は全くありません。
後日、車の修理費用は80万円ということが分かりました。
もちろん、相手の保険から全額支払われると考えていたAさんでしたが…
追突事故の件数は、人身事故だけで年間約16万件もあります。
物損事故として処理される追突事故件数は相当数多いので、身近に危険が潜んでいます。
参考:自動車事故の発生状況
人生で二番目に高い買い物「クルマ購入」の3大リスクをご存じですか?人生100年時代、失敗すると老後の生活設計が大きく狂ってしまうかも・・・
- リスク①:〇〇が高くなるリスク
- リスク②:〇〇で市場価値が下がる
- リスク③:4人に1人は〇〇未加入
※5015文字。約7分で読み終えられます
加害者側が任意保険に入っていない、、
後日、追突事故を起こした加害者が任意保険に入っておらず、保険会社からの支払はなされないことが判明。
Aさんは仕方なく 自分の加入している保険会社に相談。
あのー、車で信号待ちしてるときに追突されたんですが、相手が任意保険に入ってなくて。サポートいただけませんか?
申し訳ありませんが、交通事故でお客様の過失がない場合は、加害者の保険会社の交渉に介入することができません
これには怪我もして精神的に落ち込んでいるAさんとしては、泣きっ面に蜂。
Aさんは追突事故の被害者でありながら、車の修理費を加害者に対し自分で交渉しなければなりません。
自分に全く責任がない過失ゼロの追突事故の場合、自分の保険会社は相手との交渉ができないルールがあります。
車両の修理費用を請求するも・・・
Aさんは加害者に対し電話をするも、「支払えるお金はありません」との1点張り。
確かに、任意保険に入っていない時点で80万もの修理費用を支払うことは難しいだろう。
弁護士を立てて裁判を起こすことも考え弁護士に相談したが、「支払い能力がない相手からお金を取ることは難しいのが現実」と言われてしまった。
確かに、弁護士費用だけ使いお金を取れない可能性が高い。
仕方がない、自分の車両保険を使うしかないか。
追突事故の被害者であるAさんは、泣く泣く保険会社に連絡をすることに。
自動車保険の特約で弁護士特約というものがあります。
今回のようなケースで弁護士を利用する場合に弁護士費用を自己負担しないで済む特約です。もちろん、自動車保険費用は上がります、、
自分の車両保険には入っていた!しかし・・・
保険会社に連絡を入れる。
先日相談した件ですが、やっぱり支払いしてもらうのが難しいので車両保険使いたいんですが、、
そうでしたか、大変でしたね。車両保険は適用できますが、次の点にはご注意ください。
- 80万の修理費用から自己負担金10万円を引いた70万を支払います
- 保険等級が来年から3等級下がるので自動車保険料が上がります
あぁ、思い出した。
そういえば保険の契約をする際、自動車保険料を少しでも安くするために車両保険を使った修理時の自己負担金がが大きいものにしていたんだった。
自己負担金については了解しました。ちなみに、保険等級が3等級下がるから自動車保険料金が上がる、とはどういうことですか?
等級が上がると保険額を値引きしています。Aさまは12等級でしたが、今回3等級下がり9等級になるので、で来年からの保険料が上がる形になります。
確かに等級がどうとかこうとか、聞いたことがあったけれど、車両保険を使うと等級が下がるのか、、
仕方がないけれど、踏んだり蹴ったりだな ><
自動車保険の等級は最初は6等級からはじまります。
保険を適用しなければ毎年上がり続け、最高は20等級まで上がります。
まとめ
相手の過失が100%の追突事故であっても、車の修理費を支払ってもらえない可能性があります。
実は任意保険に入っていない人が国内で4分の1程度いるとのこと。
追突事故の件数も多く、あなたにも私にもAさんと同じような目にあう日が来るかもしれません。
トヨタのサブスクKINTOであれば、保険等級の概念がなく、今回のケースでも月々の支払金額が上がることはありません。
今までは車トラブルでの家計崩壊リスクは常に高いものでしたが、KINTOなら安定したカーライフを実現できます!
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