「クルマをぶつけてしまった…修理費はいくらかかるんだろう」
「保険を使うべき?それとも自腹?」
この記事では、自損事故の修理費の部位別相場と、払い方3択(自腹・車両保険・修理せず手放す)の選び方を、実際に納車3ヶ月の新車プリウスで自損事故を起こした私の経験を交えて解説します。
先に結論からお伝えすると、修理費の目安は次のとおりです。
| 損傷部位 | 修理費の目安 |
|---|---|
| バンパーの擦り傷・へこみ | 約3〜10万円 |
| ドア・フェンダーのへこみ | 約5〜15万円 |
| ホイール・足回りの損傷 | 約5〜20万円以上 |
| 骨格(フレーム)に及ぶ損傷 | 数十万円〜(修復歴が付く場合あり) |
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自損事故の修理費【部位別の相場】
修理費は「どこを・どの程度」傷つけたかでほぼ決まります。部位別に詳しく見ていきましょう(金額は工場や車種で変わるため、あくまで目安です)。
バンパーの擦り傷・へこみ:約3〜10万円
自損事故で最も多いのがバンパーです。浅い擦り傷なら3万円前後、交換が必要になると塗装込みで10万円近くになることもあります。樹脂製のため小さな衝撃でも傷が付きやすい部位です。
ドア・フェンダーのへこみ:約5〜15万円
板金塗装で直せる範囲なら5万円前後から。へこみが大きくパネル交換になると10万円を超えてきます。隣接パネルとの色合わせ塗装が必要になると、さらに費用が乗ります。
ホイール・足回りの損傷:約5〜20万円以上
縁石やガードレールにホイールをぶつけた場合、ホイール交換だけなら数万円ですが、アライメントの狂いやサスペンション・ロアアームの損傷があると一気に高額化します。見た目以上にダメージが進んでいることがあるため、必ず点検を受けてください。
骨格(フレーム)に及ぶ損傷:数十万円〜
クルマの骨格部分まで損傷が及ぶと、修理費は数十万円規模になり、修理しても「修復歴あり」となって売却時の査定額が大きく下がります。修復歴の影響は修復歴ありの車は売れる?の記事で詳しく解説しています。
修理費が想定より高くなりやすい3つのケース
① バンパー内のセンサー・カメラ類
最近のクルマはバンパーやフロントガラス周りに衝突被害軽減ブレーキ用のセンサーやカメラが付いています。部品交換後は「エーミング」と呼ばれる再調整作業が必要で、見た目は小さな傷でも数万円単位で費用が上乗せされます。
② 相手物(ガードレール・電柱など)の弁償
ガードレールや標識など公共物を壊した場合、自分のクルマの修理費とは別に相手物の弁償費用が発生します。ガードレールは損傷範囲によって数万〜数十万円になることも。対物賠償保険の適用対象ですが、警察と道路管理者への届け出が前提です。
③ 「走れるから大丈夫」で放置した内部損傷
足回りをぶつけた後にそのまま乗り続けると、タイヤの偏摩耗や直進安定性の悪化など、後からダメージが表面化して修理範囲が広がることがあります。自走できても一度は点検を受けるのが結果的に安上がりです。
修理費の払い方は3択:自腹・車両保険・修理せず手放す
見積りが出たら、支払い方法は大きく3つです。
- ① 自腹で修理:等級が下がらず翌年以降の保険料が上がらない。修理費が小さいときの第一候補
- ② 車両保険で修理:手元のお金は減らないが、一般に3等級ダウン+事故有係数3年で翌年以降の保険料が上がる
- ③ 修理せず手放す:修理費が高額なとき。損傷車のまま査定に出し、その分を乗り換え資金に回す
①と②の分かれ目は次章の「15万円ルール」で、②と③の分かれ目は「修理費が車の価値や乗り換え予算に見合うか」で判断します。
車両保険を使う判断基準は「修理費15万円前後」が目安
自損事故で車両保険を使うと3等級ダウンし、事故有係数も3年間適用されるため、翌年からの保険料アップの合計額が修理費を上回ることがあります。経験上、また多くの試算でも修理費15万円前後が損得の分かれ目になるケースが多いです。
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自損事故のあとは、等級ダウンで翌年からの保険料が上がります。更新前に他社の保険料を確認しておくと、上がり幅を相殺できることがあります。同じ補償内容・同じ等級でも、保険会社によって保険料は大きく変わります。インズウェブの自動車保険一括見積もりなら、最短5分の入力で最大20社の見積もりをまとめて取り寄せ、保険料と補償内容を並べて比較できます。利用は無料です。
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なお、事故で等級が下がってしまった後の立て直し方は保険等級をリセットしたい方向けのKINTO活用方法で解説しています。KINTOは任意保険(車両保険含む)が月額に込みで等級制度の影響を受けず、車両保険の自己負担(免責)は最大5万円です。
修理費が高すぎるなら「直さず手放す」:損傷度で売り先を使い分け
修理費が数十万円規模になるなら、「直して乗り続ける」より「手放して乗り換える」ほうがトータルで得になるケースがあります。損傷車の売り先は、クルマの状態で2つに使い分けるのがポイントです。
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私の実体験:納車3ヶ月の新車プリウスで自損事故
私自身、2021年1月に納車からわずか3ヶ月の新車プリウスで自損事故を起こしました。そのときの精神的ダメージ、そこから学んだ教訓は自損事故で落ち込む前に知りたかった3つの教訓にまとめています。
お金の判断と同じくらい、気持ちの立て直しも大事です。修理費の見積りを前に落ち込んでいる方は、ぜひあわせて読んでみてください。ケガがなかったなら、それが何よりの不幸中の幸いです。
自損事故の修理費に関するよくある質問(FAQ)
Q1. ぶつけた傷を放置するとどうなる?
樹脂バンパーの浅い傷なら実害は少ないですが、金属部分の傷は塗装が剥げた箇所からサビが進行します。また足回りをぶつけた場合は、放置するとタイヤの偏摩耗や走行安定性の悪化につながるため、早めの点検をおすすめします。
Q2. 修理の見積りだけ取って、修理しなくてもいい?
問題ありません。見積りは無料の工場が多く、「保険を使うか」「手放すか」の判断材料として、まず見積りを取るのが正しい順番です。ディーラーと板金専門工場の両方で取ると相場感がつかめます。
Q3. ディーラーと板金工場、どちらが安い?
一般に板金専門工場のほうが2〜5割ほど安い傾向があります。ディーラーは純正部品交換が基本のため品質は安心ですが高めです。仕上がり品質と費用のバランスで選びましょう。
Q4. 車両保険を使うと保険料は翌年いくら上がる?
3等級ダウン+事故有係数3年の適用で、3年間の保険料アップ合計が10万円を超えるケースも珍しくありません。契約条件によって変わるため、等級ダウン費用シミュレーターで試算してみてください。
Q5. 修復歴が付くとどのくらい査定が下がる?
骨格部分の修理で「修復歴あり」になると、査定額は一般に1〜3割以上下がるといわれます。だからこそ大きな損傷のときは「直してから売る」より「直さず損傷車として査定に出す」ほうが得なケースがあります。
まとめ|修理費は「見積り→15万円ルール→直すか手放すか」の順で判断

納車3ヶ月の新車をぶつけた私が言うので説得力があるはずです。まず見積り、次に15万円ルール。この順番だけ覚えておいてください。
自損事故の修理費について、部位別相場と払い方3択を解説してきました。ポイントを整理します。
- 修理費の目安:バンパー3〜10万円/ドア・フェンダー5〜15万円/足回り5〜20万円以上/骨格数十万円〜
- 保険を使うかは修理費15万円前後が損得の分かれ目。まずシミュレーターで試算
- 修理費が高額なら「直さず手放す」も比較。自走できるならストレマ、動かないならハイシャルと使い分け
事故直後は気が動転していて、冷静な判断が難しいものです。この記事が「見積りを取る→試算する→直すか手放すか決める」の道しるべになれば幸いです。
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※記事内の人物イラストは「いらすとや」の素材を使用しています。

















やってしまった…バンパーべっこり。これ、いくらかかるんだろう…