「KINTOは便利だけど、ちょっと高い気がする」「契約満了後に車がもらえるリースがいい」――KINTOユーザーがカーリースを比較検討するとき、必ず候補に挙がるのが大手リース会社のオリックスカーリースです。本記事では、kinto01.com編集部がKINTOと比較する視点でオリックスカーリースの料金プラン・評判・メリット・デメリットを徹底的に整理し、どちらが自分に合うかを判断できるようにします。
目次
オリックスカーリースとは?基本情報をサクッと整理
オリックスカーリースは、オリックス自動車株式会社が運営する個人向けカーリースサービスです。1984年に「マイカーリース」をスタートし、40年以上の運営実績がある業界の老舗です。最大の特徴は「残価0円・契約満了時にクルマがもらえる」プランを主軸に置いていること。リース終了後の残価精算リスクをユーザーが負わずに済む点が、他社カーリースと比較した際の大きな安心材料になります。
運営会社と実績
オリックス自動車はオリックスグループの中核企業のひとつで、レンタカー事業(オリックスレンタカー)、カーリース事業、中古車販売など、自動車関連サービスを総合的に展開しています。法人向けのカーリースは業界トップクラスのシェアを持ち、その信頼性とノウハウが個人向けサービスにも反映されています。
基本情報まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | オリックス自動車株式会社 |
| 取扱車種 | 国産全メーカー約129車種(新車・中古車) |
| 契約年数 | 2年・5年・7年・9年・11年から選択 |
| 月額目安 | 14,000円〜(軽自動車含む場合は10,000円台前半から) |
| 走行距離制限 | 月2,000km(超過時8円/km) |
| 契約満了時 | もらえる/返却/再リースから選択(プランによる) |
| 残価精算 | 残価0円設定でリスクなし |
| 任意保険 | 別途加入が必要 |
料金プランは4つ+中古車:いまのりシリーズの全体像
オリックスカーリースの個人向け新車プランは「いまのりシリーズ」と呼ばれ、契約年数の異なる4プランで構成されています。さらに中古車リースのプランも別途用意されており、新車にこだわらない方や月額を抑えたい方の選択肢になっています。
いまのりシリーズ プラン比較表
| プラン名 | 契約年数 | 契約満了時 | 途中解約OK時期 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| いまのりイレブン | 11年 | もらえる | 9年経過後 | 長期で1台に乗り続けたい。月額を最大限抑えたい |
| いまのりナイン | 9年 | もらえる | 7年経過後 | バランス重視。最も人気のスタンダードプラン |
| いまのりセブン | 7年 | もらえる | 5年経過後 | 中期間で計画的に乗りたい |
| いまのりくん | 5年 | 返却 | 2年経過後 | 短期で乗り換えたい。ライフスタイル変化が予測される人 |
| 中古車リース | 2〜7年 | もらえる | プラン依存 | 月額を抑えたい。新車にこだわらない |
「いまのりナイン」が一番人気の理由
5つのプランのなかで圧倒的に契約者が多いのが「いまのりナイン」(9年契約)です。理由はシンプルで、9年というのは多くの家庭で「子どもが小さい頃から中高生になるまで」「車検2回分」をカバーできる絶妙な期間だから。さらに「7年経過後はペナルティなしで乗り換え・返却OK」という柔軟性があるため、ライフスタイルが変わっても安心して乗り続けられます。
短期で乗り換えたいなら「いまのりくん」
転勤や単身赴任など一時的にクルマが必要な方、最新の安全装備にこだわって2〜3年で乗り換えたい方には「いまのりくん」(5年契約・2年経過後解約OK)が向いています。契約満了時に車がもらえない代わりに、短期契約での自由度が高く、月額も他プランより手頃です。
月額に含まれる「コミコミ」の中身
オリックスカーリースの月額料金には、車両本体価格に加えて以下の費用がすべて含まれています。家計簿レベルで「カーリース1本」だけで管理できるのが、リースの最大の魅力です。
- 自動車税(種別割)
- 環境性能割
- 自動車重量税(契約期間中の車検分含む)
- 自賠責保険料
- 登録諸費用・希望ナンバー代
- 車検代(契約期間中)
- オイル交換クーポン(半年毎)
- オイルエレメント交換クーポン(1年毎)
※ 任意保険(自動車保険)は含まれていないため、別途加入する必要があります。この点はKINTOとの大きな違いです(後述)。
オリックスカーリースのメリット5つ
メリット①:残価精算リスクゼロ(残価0円設定)
多くのカーリースは「残価設定型」と呼ばれ、契約満了時の車両価値(残価)をあらかじめ見込んだ料金設計になっています。問題はこの残価が「想定より下がった」場合に差額の精算を求められるケースがあること。オリックスカーリースの主力プラン(いまのりイレブン/ナイン/セブン)は残価を0円に設定しているため、走行距離や事故歴で精算金が発生するリスクが構造的にゼロになります。
メリット②:契約満了時に車がもらえる
いまのりイレブン・ナイン・セブンの3プランは、契約満了時にそのまま車がもらえます。残価ゼロなのでオリックス側に返却する必要がなく、買い取り手続きも不要。所有権が自動的にユーザーに移転する仕組みです。長期で乗り続けたい方にとっては「リース=借りる」ではなく「分割で買う」感覚に近く、最終的に資産として残るのが大きな魅力です。
メリット③:走行距離超過時の精算金が業界最安水準(1kmあたり8円)
カーリース各社は月間走行距離を「月1,000km〜2,000km」程度に制限しています。オリックスカーリースは月2,000kmと比較的緩い設定で、超過した場合の精算も1kmあたり8円と業界最安水準。たとえばKINTOは1kmあたり11円なので、年間1,000km超過した場合の精算額はオリックス8,000円・KINTO11,000円と、約3,000円の差が出ます。地方在住で走行距離が増えやすい方には大きなメリットです。
メリット④:車検・オイル交換無料クーポン付き
「いまのりシリーズ」全プランに、契約期間中の車検が無料になるクーポンと、半年毎のオイル交換・1年毎のオイルエレメント交換が無料になるクーポンが付与されます。9年契約のいまのりナインなら、車検3〜4回分・オイル交換18回分相当の維持費が月額に含まれている計算です。
メリット⑤:取扱車種が国産全メーカー約129車種
オリックスカーリースは国産全メーカー(トヨタ・日産・ホンダ・スズキ・ダイハツ・マツダ・スバル・三菱)の新車を取り扱っており、その数約129車種。KINTOがトヨタ車(一部レクサス)のみ約37車種に限定されているのに対して、オリックスは選択肢の幅が圧倒的に広いのが特徴です。軽自動車も豊富にラインナップされているため、月額1万円台前半から契約することも可能です。
オリックスカーリースのデメリット・注意点
デメリット①:任意保険は別途加入が必要
オリックスカーリースの月額料金に任意保険は含まれていません。KINTOは「自動車保険込み・年齢等級不問で同一料金」という独自の強みがあるため、若年層(20代)や事故歴のある方にとっては実質的にKINTOのほうがトータルコストで安くなるケースがあります。逆に40代以上で等級が育っている方は、オリックス+自分の保険を組み合わせたほうが安くなる可能性が高いです。
デメリット②:契約期間が長く中途解約のハードルがある
主力のいまのりナイン(9年契約)・イレブン(11年契約)は、ペナルティなしの解約可能時期が7年・9年経過後と長め。それ以前に途中解約する場合は残リース料の一括精算を求められる可能性があります。「数年後に転勤の可能性がある」「ライフプランが流動的」な方は、いまのりくん(5年契約・2年経過後解約OK)を選ぶか、別の短期リースを検討するのが安全です。
デメリット③:走行距離制限(月2,000km)あり
月2,000kmは業界水準で比較的緩い設定ですが、それでも年間24,000kmが目安となります。営業職や週末ごとに長距離移動する方は超過しがち。1kmあたり8円の精算は他社より安いとはいえ、年間5,000km超過すれば40,000円の追加負担になります。走行距離が読めない方はリース契約全般が向かない可能性もあります。
デメリット④:車のカスタマイズに制限がある
リース車両は契約期間中はオリックスが所有者のため、車体の改造・カスタマイズ(エアロパーツの装着、ホイール交換、社外マフラー装着など)には基本的に許可が必要です。契約満了で「もらえる」プランの場合でも、契約期間中の改造は原則NG。ノーマル状態で乗ることを前提とする方向けのサービスです。
【本記事の核】KINTOとオリックスカーリースを5項目で比較
ここからが本記事のメインテーマ。kinto01.comの読者であれば「KINTOとオリックス、結局どっちがいいの?」が一番気になるポイントのはず。5つの軸で徹底比較します。
5項目比較表
| 比較項目 | KINTO | オリックスカーリース |
|---|---|---|
| 取扱車種 | トヨタ・レクサス約37車種 | 国産全メーカー約129車種 |
| 月額に含まれるもの | 車検・メンテ・任意保険込み | 車検・メンテ込み/任意保険は別途 |
| 契約満了時 | 返却のみ(買取不可) | もらえる(イレブン/ナイン/セブン) |
| 走行距離超過時の精算 | 1kmあたり11円 | 1kmあたり8円 |
| 契約年数 | 3年・5年・7年 | 2年・5年・7年・9年・11年 |
| 軽自動車 | 取扱なし | 多数取扱あり |
| 任意保険等級 | 育たない(KINTOの団体保険のため) | 育つ(個人で加入するため) |
KINTOが向いている人
- トヨタ車(プリウス・カローラ・ヤリス・ハリアー等)に乗りたい
- 20代・30代前半で任意保険の等級が育っていない
- 3〜7年で乗り換えたい(買取所有にこだわらない)
- 事故歴・人身事故歴があり、通常の任意保険料が高くつく
- 「クルマのこと全部おまかせ」で管理コストをゼロにしたい
オリックスカーリースが向いている人
- トヨタ以外のメーカー(日産・ホンダ・スズキ・ダイハツ等)に乗りたい
- 軽自動車を月額1万円台前半で乗りたい
- 40代以上で任意保険の等級が育っている(保険を別建てで最適化したい)
- 長期(9〜11年)で1台に乗り続けたい
- 契約満了時に車を所有資産として残したい
- 地方在住で年間走行距離が多め(年20,000km超)
第3の選択肢:ニコノリ・カルモくんとの位置づけ
KINTOとオリックスのどちらにも決めきれない方には、第3の選択肢としてニコノリ(業界最安水準・月10,000円台〜)や定額カルモくん(7年契約でもらえるプランあり)も検討対象に入ります。それぞれ得意領域が異なるので、KINTO比較を主軸にしている当サイトのカーリースとKINTO比較記事もあわせてお読みください。
オリックスカーリースの審査と申込み手順
審査基準と通りやすさ
オリックスカーリースの審査は、オリックス自動車自社による一次審査と、信販会社による二次審査の二段構えで行われます。一般的な目安は以下の通りです。
- 年収200万円以上(正社員・契約社員・派遣社員・自営業ともOK)
- 勤続年数1年以上
- 過去にクレジット事故(自己破産・債務整理)がないこと
- 他社からの借入総額が年収の3分の1以内
大手リース会社のなかでは比較的審査が通りやすい部類とされており、年収300万円台でも問題なく契約できているケースが多く報告されています。ただし、過去5〜7年以内にクレジットカードや住宅ローンの長期延滞・債務整理がある場合は審査落ちのリスクが高くなります。
申込みから納車までの流れ
- 公式サイトから無料見積もり(車種・プラン・オプション選択)
- 仮審査申込み(オンライン完結・最短即日回答)
- 本審査(信販会社の審査・最短2〜3営業日)
- 契約締結(書類郵送 or 電子契約)
- 納車(人気車種で1〜3ヶ月、即納可能車種は2週間程度)
納車までの期間はメーカー・車種の生産状況に大きく依存します。新型プリウスやアルファードなど人気車種は半年以上待つことも珍しくないため、急ぎの方はオリックスの即納可能在庫車から選ぶのも一つの方法です。
よくある質問(FAQ)
Q1. 途中解約はできる?
プランによります。いまのりイレブンは9年経過後、ナインは7年経過後、セブンは5年経過後、くんは2年経過後ならペナルティなしで返却・乗り換えが可能です。それ以前の解約は残リース料の一括精算が原則です。
Q2. 法人契約と個人契約の違いは?
法人契約はリース料を経費計上できるため、節税メリットがあります。個人契約(個人事業主含む)は経費計上の範囲が限定されますが、個人事業主の事業使用分は按分計上が可能です。詳細は税理士に相談してください。
Q3. 残価精算は本当にゼロ?
はい。いまのりイレブン・ナイン・セブンは残価0円設定のため、契約満了時に走行距離や車両状態による精算金が発生することはありません。ただし、契約期間中の月間走行距離超過分(1kmあたり8円)と、原状回復が必要な大きな損傷については別途精算となります。
Q4. KINTOから乗り換えはできる?
KINTO契約期間中の中途解約には所定の解約金が発生します。KINTOは「初期費用フリープラン」と「解約金フリープラン」の2種類があり、後者は中途解約しやすい設計です。乗り換えを検討中の方はKINTOは高すぎる?を考える記事で解約条件を整理してから判断するのがおすすめです。
Q5. 申込みから納車までどれくらいかかる?
新車の場合、人気車種で1〜6ヶ月、即納在庫車で2週間程度が目安です。中古車リースは在庫があれば最短2週間程度で納車されます。
まとめ:オリックスカーリースはこんな人におすすめ
オリックスカーリースは、長期で1台に乗り続けて最終的に車を所有したい方、トヨタ以外のメーカーや軽自動車に乗りたい方、任意保険の等級が育っており別建てで保険を最適化したい方に最適なカーリースです。残価0円・契約満了時もらえる・走行距離精算が業界最安水準・国産全メーカー対応など、KINTOにはない強みが揃っています。
一方でKINTOは「任意保険込み」「トヨタ車にこだわりたい」「短期で気軽に乗り換えたい」方に向いており、両者は競合というよりも得意領域が異なる別物と考えるのが正解です。本記事の比較表を参考に、自分のライフスタイルと照らし合わせて選んでみてください。
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気になる車種の月額・プラン・契約満了時の選択肢を、約1分の入力で確認できます。見積もりだけなら審査なし・無料。
- 残価0円・契約満了時もらえる(イレブン/ナイン/セブン)
- 国産全メーカー約129車種から選べる
- 車検・オイル交換無料クーポン付き
- 走行距離超過精算が業界最安水準(1kmあたり8円)
※リンク先はオリックスカーリース公式サイトです
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