「黒い車は汚れが目立たない?」
「塗装も傷みやすいから黒い車は避けた方がいい?」
そんな疑問にお答えします。
わたしは黒の新型プリウスを契約し、納車を待っています。
選んだ理由は「黒が一番カッコいいと思ったから」です。
ただ、知り合いからは、
汚れが目立つし塗装も痛みやすいから黒で大丈夫?
なんて言われることも。
実際、黒の50系プリウスに乗っていますが、汚れは目立ち洗車も面倒です。
今回は、黒い車の汚れやすさと塗装の傷み対策について解説します。
新型プリウスや新車で黒色ボディを検討中の方は是非ご覧ください!
- 25年間で40万キロ以上走った著者が経験をもとに解説していきます
- 国産メーカー4社のクルマ7台を乗り換えてきた経験
- 納車3ヶ月で15万の自損事故を起こす、親友が購入2週間のクルマを廃車、など身近なクルマトラブル経験多数
- KINTOでプリウス契約中(3年目)
- 新型プリウスをKINTO Unlimitedで契約済み
目次
黒いクルマのデメリットと対策方法
黒いクルマを最初に買ったとき、ディーラーの営業マンから「黒はおすすめしませんけど、、」と言われました。
それでも黒のクルマを買った理由は「カッコいいから」。
私は3台続けてクルマのボディ色は黒です。
黒い車のデメリット
ただ、ディーラー営業マンが言う通り黒い車は汚れが目立ちます。これは本当です。
黄砂や砂ぼこりは目立ちますし、せっかく洗車しても雨が降るとすぐに汚れます。
黒いクルマのデメリット1:汚れやキズが目立つ
上の写真は洗車した翌々日に撮影したものです。
分かりにくいですが、砂埃や黄砂(?)が付着して汚れのように見えています。
このまま雨が降ると、ボディの横側に雨が流れた跡どおりに茶色っぽい汚れとなります。
このように、ボディ色が黒いクルマは、汚れやキズとのコントラストが大きいので少し汚れただけでも目立ちます。
黒いクルマのデメリット2:塗装が傷みやすい
クルマの塗装が痛む大きな理由は「紫外線」です。
人の肌にとっても紫外線の影響は大きく、日焼けやシミ、皮膚がん、白内障などの原因となります。
クルマの塗装も人の肌と同じく、紫外線により塗装表面が劣化し、色あせや色剥げの原因になってしまいます。
特に黒色は紫外線をよく吸収する性質があるので、他のボディ色に比べて塗装が傷みやすいです。
さらに、黒色は熱を吸収しやすいので表面の温度が高くなりやすく、夏場には表面温度が80度になることもあります。
高温になると付着した汚れと化学変化を起こしやすいので、より塗装が傷みやすい色になります。
黒いクルマのデメリット3:汚れやすくなる
黒いクルマは紫外線や高温の影響で塗装面が傷みやすいですが、それだけでなく汚れやすくもなります。
いまどきのクルマは塗装が何層にも塗られて出荷されますが、最上層の保護膜が劣化してしまうと汚れやすくなります。
ふんだり蹴ったりですね、、
黒いクルマの塗装を守る対策方法
黒いクルマはどうしても塗装が傷みやすいです。
対策方法は3つあります。
1つ目は「まめに洗車しワックスをかける」こと。
こまめに洗車するだけでなく、ワックスをかけることで塗装面を保護することができます。
ただ、ワックスは通常3週間程度で効果が薄くなるので、月に1~2回はワックスがけする必要があります。
2つ目は「ガレージで保管する」こと。
ガレージなら紫外線や赤外線からクルマを守ることができます。
ただ、ガレージで保管できる方は少ないと思います。私もそうです。
3つ目は「カーコーティングを施行する」こと。
カーコーティングはガラスなどのコーティング剤を利用することでワックスよりも長時間キレイをキープできます。
カーコーティングについて詳しく解説しますね。
カーコーティングとは?
カーコーティングとは、クルマ塗装の上に油脂やガラスなどの成分を塗ることで塗装を保護する皮膜(ひまく)を張ることです。
カーコーティングすることでキズや汚れがつきにくくなり、クルマの塗装自体が劣化しにくくなります。
ワックスもクルマの塗装面に塗ることではっ水効果がありますが、持続時間が3~4週間しかもたないので、こまめに塗る必要があります。
一方で、カーコーティングの場合は持続期間がワックスの10倍以上長く、メンテナンスが楽になります。
カーコーティングのメリット1:キレイが長続きする
コーティングすることで、クルマのツヤと輝きを長いあいだ保つことができます。
理由は、コーティング自体がクルマの塗装を保護してくれるから。
クルマは紫外線の影響で塗装が酸化してしまい、だんだんツヤや輝きがなくなってしまいます。
コーティングが紫外線を受け止めてくれるので、塗装面が劣化せずキレイが長続きします。
特に、黒色ボディの場合はツヤと輝きが落ちると見た目がしょぼくなるので、カーコーティングは有効です。
カーコーティングのメリット2:汚れがつきにくい
黒色ボディのクルマで一番気になるのは、汚れが目立つこと。
少し雨が降っただけで、クルマのサイドには茶色く汚れた筋や点々がいくつもついてしまいます。
黒色ボディの宿命ですね、、
一方、カーコーティングをしておけば撥水性が高く水が勝手に流れ落ちるので汚れがつきにくいです。
雨が降るたびに洗車する手間と洗車代が浮かすことができます。
カーコーティングのメリット3:洗車が楽になる
カーコーティングは塗装面を紫外線から守るだけでなく、撥水性が高いので水をはじきます。
洗車後に水が勝手に流れ落ちてくれるので、拭き上げする時間が短縮され洗車が圧倒的に楽になります。
機械式洗車なら、最後のドライヤーでほとんどの水が吹き飛ばされるはずです。
カーコーティングのデメリット
カーコーティングのメリットはお分かりいただけたと思います。
次にカーコーティングのデメリットも挙げておきます。
カーコーティングのデメリット1:高い
デメリットの1つ目は、カーコーティング費用が高いということです。
実際、10年以上前にカーコーティングを実施してもらいましたが、52,500円と結構高かったです。
2023年2月現在、プリウス50系をカーコーティング専門店で施行するとしたら、次のような価格帯になります。
金額 | メニュー | 保証 | |
---|---|---|---|
カーコーティング専門店KeePer クリスタルキーパー | 21,800円 | ガラスコーティング | 1年保証 |
カーコーティング専門店KeePer ダイヤモンドキーパー | 60,400円 | ガラスコーティング | 3年保証 ※最大5年 |
カーコーティング専門店KeePer ECOキーパー | 87,600円 | ガラスコーティング | 3年保証 ※最大5年 |
カーコーティング専門店KeePer EXキーパー | 134,900円 | ガラスコーティング | 3年保証 ※最大6年 |
安いものでも2万円ちょいかかり、高いものでは13万を超えます。
カーコーティングのデメリット2:効果は落ちていく
カーコーティングは永久に効果が持続するわけではありません。
ワックスよりは効果が長持ちしますが、それでも1年ほど経過すると効果は薄くなっていきます。
コーティングの種類や施行によっては3年以上ノーメンテナンスで効果が続くコーティングもありますが、それでも効果は落ちていきます。
なかには、1年~2年に1回メンテナンスを行うことで、最大6年まで効果が続くメニューもあります。
カーコーティングのデメリット3:どのメニューを選んでいいか分かりにくい
カーコーティングを実施する店舗やメニューは多く、どれを選べばいいか分かりにくいです。
私としては、次のような条件でコーティングサービスを探しました。
- 黒色ボディのクルマでも汚れがつきにくい
- 効果ができるだけ長く続く
- 洗車機で洗っても問題ない
- 効果がある程度保証されている
- クチコミ評価が高い
その結果、KeePerのカーコーティングが良さそうかな?という感じですが、まだまだ検討が必要です。
黒い車のデメリットと対策方法まとめ
黒い車はどうしても塗装が痛みやすいですが、対策方法はあります。
最後にまとめますね。
私は黒色の新型プリウスにカーコーティングをする予定ですが、少し検討して決めたいと考えています。
カーコーティングの記事を追加予定ですので、お楽しみに!